吉祥寺にせんべろ王者「立呑み 晩杯屋」1000円ぽっきり日常酒場の最高峰

ついに2023年5月1日(月)、吉祥寺に立呑み酒場「立呑み 晩杯屋」がオープン。

最大の特徴は立ち飲み業態であること。100円台のおつまみが充実しており、ドリンクも500mlジョッキ。超低価格で気軽に1人飲みができる、コスパ最強せんべろの王者です。場所はなんとハモニカ横丁。

一足先にプレオープンへ伺ってきたのでレポ!

※2023年4月18日更新:オープン日と具体的なオープン場所を追記
※2023年5月1日更新:プレオープンレポを追記

メニューはほとんど100円台、客単価は1000円台前半

晩杯屋は“いつでもどこでも、ひとりで気軽に呑める店”をコンセプトに掲げ、2009年に武蔵小山本店を出店。東京都内を中心に積極的に出店を進め、約40店舗を展開。

写真は池袋東口店

誰でも気軽に一人で呑める店が欲しい」という創業者の想いから生まれ、友人との待ち合わせ前や仕事終わりなど一人でも、複数人でも、女性でも気軽に一杯目が楽しめます。一軒目で呑んで食べて、良い気分で次の店へと送り出す“最高の一軒目”を目指しているそう。

吉祥寺のオープン場所は、ハモニカ横丁内(予定)!文句なしの場所だわ…

具体的には、2019年に閉店した「不二屋鮮魚」跡。事前告知なしのプレオープンにも関わらず、一見さんや関係者もいましたが、ほぼ満席状態。

メニュー

メニューは衝撃の安さでございます。

メニュー表見てこれ▼

名物の煮込み150円、セロリ浅漬け130円、のどぐろ出汁湯どうふ150円、納豆オムレツ190円などなどおつまみ系のメニューがほとんど100円台。最も高くて手仕込みロースかつ350円。

晩杯屋にはグランドメニューがなく、その日おすすめの食材を使用したメニューが約50種。さらに平均して週2回のメニュー変更を実施し、毎月約20種の新メニューを提供しているそう。

ドリンク(アルコール)も250円からという値段設定。客単価は1000円台前半だそうな。

ほとんどが1000円以内の会計(池袋東口店レポ)

池袋東口店は周辺に大人なお店もあり、いかにもな立地。

店内はコンパクトで立ち飲み専用のカウンターが真ん中、それを囲むようにお客さんが飲んでいます。先客の後ろを「すみません」と言いながら通る必要があるほどの狭さ。

所狭しと貼られたメニュー

今回オーダーしたのは、生ビール490円と煮込み150円、おでん130円、板わさ130円で合計900円…?!?!安っ!!!!ホントにセンベロや!!

待って。お値段とは裏腹に、想像以上にしっかりした料理が出てきた!!

煮込みは鍋で煮込まれた具材が味わい深く、箸が止まりません・・・煮込みには豆腐とこんにゃく入りで、罪悪感も少なめ。一口食べるたびに旨味が口いっぱいに広がります。

そんでおでんは130円なのに、たまごとちくわとこんにゃく。

しっかりと煮込まれたおでんは味しみしみ。だし汁が体を温め、寒い日には最適な一品です。立ち飲みスタイルのお店でお酒を楽しむには最適な一品ですな。

他のお客さんも、さくっと飲んで出て行く方が多い印象。ドリンク1杯、おつまみ2〜3品で切り上げ、滞在時間短めの人が多い様子。ほとんどが1000円以内の会計でした。

通常の居酒屋に行くよりも手軽で、コミュニケーションが生まれやすいお店です。

ハモニカなのに2階もあり広い(吉祥寺店レポ)

そしていよいよオープンした吉祥寺店。

1階は立ち席が28席。ハモニカ横丁内にしては広いよね?厨房もありながらそこまでスペースとれてるお店は珍しい!そして驚くべきは2階があるということ。座り席が21席分。しかも2階にも厨房あり。

2階席

今回は1階の立ち席で一人飲みでっす。目の前で煮込みが煮込まれてるの大胆すぎ。

他と同じで厨房を囲むようにカウンター席が設置。壁際にも少し立ち席あり。

ホワイトボードには本日の鮮魚が書かれているのでまずチェックしましょう。

オーダーしたのは、ゴールデンチュウハイ(290円)、愛媛 天然真鯛(250円)、マカロニ皿だ(150円)、納豆オムレツ(190円)、アジフライ(130円)。

まずは真鯛とマカロニ皿だ(←誤字ではないからね)。

運ばれた真鯛の刺し身は、赤身の部分が鮮やかなピンク色、白身の部分もきめ細かくツヤツヤで新鮮さが一目でわかる。一口いただくと旨味が口いっぱいに広がり、甘みが優しい余韻を残す。えーっと250円…??チョットヨクワカラナイ。

そして驚いたのはアジフライ130円。お皿からはみ出んばかりの大きさ。

いや待ってくれ。デカい。スーパーで売ってるアジフライの1.5倍はあるぞ!!

アツアツの衣をパリッ。中からはジューシーでプリプリなアジの登場。うんま〜!!!

あとぜひとも食べてほしいのが納豆オムレツ。見た目はなんの変哲もないシンプルなオムレツ。プルプルのオムレツをスプーンで割っていただくと…

中からはカラシとタレで味付けした納豆。卵と納豆が合うのは周知の事実だけど、オムレツとの相性もこんなにいいのか!!片手に握ったジョッキが止まらない。

これだけ飲み食いしてお会計1010円です。お札1枚だけで大満足だわ。日常酒場の最高峰。

これはハモニカに新たな風を巻き起こしそうな予感がするぞ!

店舗概要

店名 立呑み 晩杯屋 吉祥寺店
営業時間 平日 15:00〜23:00
土日祝 13:00〜23:00
定休日 不定休
TEL
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-3
地図
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禁煙・喫煙 電子タバコのみ可