一般財団法人武蔵野市開発公社(以下、「開発公社」)は、都市の豊かな生活シーンの創造を目指し、まちなかの空間を柔軟に使いこなすための「まちなか からくりベンチ(略称:まちからベンチ)」を開発しました(特許出願中)。
開発公社は同社が所有する路地に面した屋外の狭小スペースに、まちからベンチを設置しました。
まちからベンチとは?
まちからベンチの特徴は以下の3点。
- ベンチ形態では、「座位」を誘発する形
- 展示什器形態では、展示面を立体的に増やし、商品認知を高める形
- 上記2点を簡単に変えられる仕組みと、それを支える構造体
簡単に言うと、まちからベンチが設置された小空間において、普段は来街者が貴重な憩いのベンチとして利用することができますが、ベンチを展示什器に変形させることで、屋外空間で商品販売や宣伝などのポップアップストアを展開することができます。
ポップアップストアを出店したい場合、1日4,400円よりレンタルすることで利用可能です。利用したい方はこちら▼
まちからに込めた3つの意味
“まちから”には3つの意味が込められています。
- “まち”なかの“から”くりを表した造語
- “まち”なかでの小さなプロダクト“から”都市空間を変えていく意思
- 豊かで多様な“まち”の“カラー(色)”を生み出す価値
開発公社では、変形や機能追加によってワンプレイス・マルチユースできるストリートファニチャーの総称を「まちからプロダクト」と捉え、今後、少しずつプロダクトのバリエーションを増やすとともに、それらの組み合わせと他の要素を含む面的ソリューションによって、まちなかに豊かな日常の生活シーンを創り上げていきます。
“まちから”のロゴ
まちなかにある一つ一つの要素が歯車となってからくりのように街を変化させ、人の営みに合わせてまちなかの空間が使われることで、豊かで多様な街の表情(まちカラー)が生みだされるイメージをデザインにしました。
実はこのロゴ、編集長の山岸がデザインさせていただきました!開発公社さんの“まちから”に対する思いを伺い、ぜひとも力になりたいと懇願し実現しました。
“街”という大きな歯車は、永遠に完成しません。一つ一つの要素(歯車)が街を形成し、土台となり、そこから新しい未来へとつながることをイメージし描きました。
今後はこのロゴが「まちからプロダクト」に使用されることになります!
そしてロゴプレートが先日、設置されまして…
真鍮版で作られているので、時間が経つにつれて徐々にくすみ、馴染んでいくと思われます!
前を通った際は、ちょっと立ち止まってチェックしてみてください。
お問い合わせ
・一般財団法人武蔵野市開発公社 まちづくり課 担当:西山
・E-mail:[email protected]
・電話番号:0422-22-0381