『吉祥寺かるた』が進化!バージョンアップした2年目の全容をいち早く紹介

1年前に発売され、テレビや新聞各紙、ウェブメディアなどでもたくさん取り上げられた、吉祥寺の”ご当地かるた”『吉祥寺かるた』が、発売1周年を迎えて進化するとのことで、早速お話を伺ってきました!

ついでに現物の写真もどこよりも早くゲットしてきましたよ!

初版から一部の札がアップデート

進化”とは、昨年制作された初版から一部の札がアップデートされた『吉祥寺かるた ver.1.1』という製品と、すでに『吉祥寺かるた』を購入済みの人のために制作されたという『吉祥寺かるた進化パック2021 ゆの札セット』という2種類の製品が同時発売される、ということのようです。

「ゆ」の札が新しくなった『吉祥寺かるた ver.1.1』

まずは、『吉祥寺かるた ver.1.1』のパッケージ画像がこちら。

「昨年のパッケージから、イラストが変わりました」というので、早速昨年のパッケージを引っ張り出して比べてみることに。

……ん?「ver.1.1」と書かれている以外は別に変わっていないような…?と思ってよーく見ると……

あ!スワンの向きが違う!そして、シマシマのあのお方が帽子をかぶってる?

他にもよくよく見ると…あ、ラーメンが…!電車が…!ビミョーにアップデートされている。

変わったところは、表面だけで「ver.1.1」の文字が追加されたのをあわせて全部で9箇所(数え方次第では10箇所)あるそう。初版を持っている方は、ぜひ全部探してみて。

肝心の中身の変更は、「ゆ」の札が新しくなって、あとは解説のコメントが少し変わったくらいだそうです。僕は初版のやつを持っているので、新しく買うほどのアップデートではないかな?

吉祥寺のあるあるなんかが満載のかるたなので、お正月の吉祥寺土産にするのにはピッタリかも。

『進化パック2021』の注目は付録の『キチモンシール』!

続いて『吉祥寺かるた進化パック2021 ゆの札セット』。

「すでに『吉祥寺かるた』を持っている人にも新しい「ゆ」の札を届けたい!」という想いで作られたセットです。でも、ただ絵札と読み札だけを入れて売るだけじゃつまらないと、「特別付録」がついています。

注目は、その付録の『キチモンシール』!

キチモン』とは、『KICHIJOJI MONSTER』の略。つまり、吉祥寺の名所や名店をモンスターにして、シールにしてしまったとのことで、「ビック○マンシール」を彷彿とさせる…

シールは全部で3種類。『ゆの札セット』には、そのうちのどれか1枚が入っています。特別にその3種すべてを見せていただきました!

井の頭公園の眉毛スワンをモデルにした「プリンススワン」と、いせやの赤ちょうちんが赤鬼風になった「いせやどん」、そして、さとうのメンチカツに並ぶ数珠つなぎの行列がモンスター化した「ジュズメンチ」!いせやどんは笑うww

裏面を見ると、そのモンスターの解説と、関連する吉祥寺の風景が説明されています。『キチモンシール』も『吉祥寺かるた』同様、吉祥寺の魅力を伝えるガイドブックの役割も果たしています。

吉祥寺かるた製作委員会の徳永さんはこの『キチモンシール』について、「たとえばスマホに自分の好きなお店のモンスターのシールを貼ったりして、『いつもポケットに吉祥寺を連れて歩く』みたいなことができたら素敵だな、と思いながら作りました。」とのこと。

街の「変化」につれて、かるたは「進化」する!

最後に、新しくなった「ゆ」の札について。今回も昨年同様、TwitterなどのSNSを通じて吉祥寺の皆さんから読み札案を募って制作されました。

初版の「ゆ」には、この夏閉店してしまった「ハンモックカフェ」さんが描かれていたので、その部分が差し替わったということになります。

「新しくできる店があれば、去っていく店もある。変化し続けていくのは街の宿命みたいなものです。だったら、その「街」を表現しているかるたも進化していかないといけないですよね」と、徳永さん。

残念ながら「ゆ」の札の中身とビジュアルは発売まで解禁できないとのことですが、でも、さすがの『吉祥寺かるた』クオリティに仕上がっているのは間違いありません!

いつからどこで買えるのか?

『吉祥寺かるた ver.1.1』と『吉祥寺かるた進化パック2021 ゆの札セット』の発売は、2020年12月22日(予定)。オンラインストアぺろきち商店にて販売されます。サンロードのブックス・ルーエなどでも順次発売予定とのこと。待ち遠しい!

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