ついにゾウ「はな子」の銅像が完成し、お披露目されましたね。吉祥寺の新しい待ち合わせ場所になります。
「アジアゾウのはな子」紹介文全文
昨年5月に国内最高齢の69歳で亡くなった、井の頭自然文化園のゾウ「はな子」の銅像がJR吉祥寺駅前北口ロータリーに完成し、5月5日、除幕式が行われました。
皆さんもご存知の通り、「はな子」は長年、井の頭自然文化園を訪れる多くの人たちに親しまれ、その姿を後世に伝えようと、地元の武蔵野市などが寄付金を募って銅像を駅前に設置しました。
「はな子」の銅像は全長が2.5メートル、高さが1.5メートルで、鼻先と片足を上げて道行く人たちにあいさつをしているようです。
紹介文全文
アジアゾウのはな子
はな子は東京都井の頭自然文化園で飼育されていたアジアゾウです。
平成25(2013)年に国内の長寿記録を更新しましたが、平成28(2016)年5月26日、およそ69年にわたる生涯を閉じました。
昭和24(1949)年、推定2歳の幼いゾウは、戦争で傷ついた日本の子どもたちの心をいやすため、タイ王国から上野動物園にやってきました。
戦争中に猛獣処分の対象となった同じゾウの「花子」の名前にちなみ「はな子」と命名されました。はな子は移動動物園として知内を巡回していました。そこではな子を見た市民からの熱烈な要望の結果、昭和29(1954)年に井の頭自然文化園にやってきました。
その後が「小さな動物園の大きなゾウ」として市民とともに歩みながら地域のシンボルとなり、人々に愛されました。その大きなはな子の足跡は、今後も多くの人々に語り継がれていくことでしょう。
平成29(2017)年5月
吉祥寺「はな子」像設置実行委員会
吉祥寺の新しい待ち合わせ場所になりますね。はな子の待ち受け画面も作成したので、こちらもどうぞ。