吉祥寺の新店「Boulangerie ANTENDO」約60種の彩り溢れる極上パンが揃う新業態ブーランジェリー

2026年4月25日(土)、パンの激戦区・吉祥寺駅南口に、都内で17店舗を展開する株式会社アンテンドゥの新業態ベーカリー「Boulangerie ANTENDO(ブーランジェリーアンテンドゥ)」が、いよいよオープン。

かつてこの地で「DJベーカリー」旋風を巻き起こしたアンテンドゥが、そのDNAを受け継ぎながら、熟練職人による「オールスクラッチ製法」を極めた約60種のラインナップで帰ってきました。プレオープンのタイミングでいち早くお邪魔してきたので、魅力を余すところなくレポ!

吉祥寺という原点で、38年目の新たな挑戦

アンテンドゥが吉祥寺に誕生したのは、今から38年前の1988年。今や吉祥寺で最も長く愛され続けているベーカリーのひとつとなりました。10年後の1998年には吉祥寺ロンロン(現・アトレ吉祥寺)にも出店し、同社の代名詞ともいえる「DJベーカリー」が大きな話題を呼んだのを覚えている方も多いのではないでしょうか。

当時のパン業界では、焼きたての粗熱がとれた30分後に「只今焼きたてです!」と店頭に並べるのが常識だったそう。本当に焼きたてのアツアツは、職人だけが知る秘密の味だったのです。

「焼きたての感動(味、香り、音)を体感してもらいたい」という想いから生まれたのが、あのDJベーカリーでした。

吉祥寺はアンテンドゥにとって、かけがえのない原点の地。この思い出の場所からスタートするBoulangerie ANTENDOは、そのDNAを継承しながら、さらに進化させた店舗として生まれ変わります。再びこの地から「焼き立ての感動」と「日常にひとくちの幸せを」届けてくれるのです。

扉を開ければ、パンのワンダーランド

店舗は、吉祥寺駅南口から歩いてすぐの超好立地。黒を基調にした洗練されたファサードに、白く輝く「Boulangerie」の文字。

扉を開けた瞬間、ふわっとバターの甘い香り。お店の真ん中には木目のアンティーク調テーブル。パリの片隅にある小さなブーランジェリーのような空間が広がります。

中央のアンティークテーブルには、光り輝くデニッシュたちが宝石のようにディスプレイされ、奥のカウンターには職人さんが黙々とパンを焼き上げる姿が。あえて厨房がオープンキッチンスタイルで、「焼きたての感動」を五感で体感できる仕掛け。これぞあのDJベーカリーの進化形ですな。

広々とした店内は、ベビーカーでも余裕で回れる通路幅。子連れファミリー的には嬉しいポイントでしょう。

「トレンド・健康・彩り」3つの柱でつくる新時代のパン

商品開発の責任者スタッフさんに伺ったのですが、パン激戦区のこの地で勝負を挑むため、3つの柱を掲げているそう。

まずは「トレンド」。クロワッサンとベーグルの生地を組み合わせた「クロワッサンベーグル」のようなハイブリッドパンで、新しい食感と形を提案。ここから吉祥寺発のトレンドを発信していくそう。

次に「健康」。約7000年以上前から存在する古代小麦・スペルト小麦をバゲットに使用し、クロワッサンベーグルには国産オーガニック米粉を採用。焙煎ライ麦を使ったパンは、従来の食べづらさを解消して香り高く仕上げています。

そして「彩り」。「パン屋は茶色い」というイメージを覆すため、赤・青・黄色といったカラフルな色使いを意識。ビーツを使って鮮やかなピンクに焼き上げた「ルージュ・カンパーニュ」は、その象徴といえる一品。

新しいパンの開発に費やした時間は、なんと構想含め約1年。既存店との差別化を図るため、全ての生地をゼロから作り直し、発酵バターやフレッシュバターといった価格帯に見合った高品質な材料を使用しているそう。

このこだわり、さすがです。

購入したパンを実食レポ!

今回、筆者が目移りしすぎて結局たくさん買ってしまったパンはこちら。

  • デニッシュ(レッドチェリー):480円税込
  • デニッシュ(八朔オランジュ):550円税込
  • クロワッサンベーグル(プレーン):320円税込
  • クロワッサンベーグル(抹茶):400円税込
  • シュプリーム(ピスタチオ):480円税込
  • シュプリーム(ストロベリー):480円税込
  • 発酵バターのクロワッサン:340円税込
  • フィグ・エ・ノーア(クリームチーズ):400円税込

以下、筆者が食べたパンをレポ。

発酵バターのクロワッサン

まずはやっぱりコレ。フランス・ブルターニュ地方の発酵バターを使用した看板商品。手に持った瞬間、ふわっと軽いのにしっかりとした層の存在感。

食感は「サクッ、パリッ!」という音が耳に心地よく響き、口の中に発酵バターの芳醇な香りがぶわっと広がります。外は香ばしく、中はしっとり。小麦の甘みとバターのコクが奏でる王道のハーモニー。

デニッシュ(レッドチェリー/八朔オランジュ)

ディスプレイで一目惚れしたデニッシュたち。見た目が完全に宝石箱なんよ。レッドチェリーは真っ赤なコンポートがキラリと輝き、八朔オランジュは鮮やかなオレンジ色の八朔が艶やかに並んで、思わずうっとり。

レッドチェリーにひと口かぶりつくと、カスタードクリームのとろりとした甘さに、チェリーの甘酸っぱさがキュンと追いかけてくる。そしてデニッシュ生地が「ホロホロッ」と口の中で崩れる食感!

クロワッサンベーグル(プレーン/抹茶)

注目のハイブリッドパン、クロワッサンベーグル。ドーナツ状のフォルムがかわいくて、これだけでテンション上がります。国産オーガニック米粉を湯種製法で仕込んでいるそう。

食べてみると、これが「もっちり」と「サクサク」の同居!外側はクロワッサンらしく香ばしく、内側はベーグル特有のむっちりとした弾力。こんな食感初めて出会ったかもしれん・・・

シュプリーム(ピスタチオ/ストロベリー)

ニューヨーク発のハイブリッドスイーツ、シュプリームクロワッサン。見た目のインパクトが大。白クリームにピスタチオとマシュマロをのせたピスタチオ、濃厚なチョコにパールチョコとマシュマロを散らしたショコラ。どっちも完全にスイーツの佇まいです。

ピスタチオをひと口…ホワイトチョコと、ピスタチオクリームの芳ばしさが鼻に抜けて、下のクロワッサン生地がサクッと崩れる。なにこれ天国?層になったバター生地とクリームの相性は言わずもがな、一体どうなってるんですか。

フィグ・エ・ノーア(クリームチーズ)

最後に大人の味わいをひとつ。焙煎ライ麦全粒粉とはちみつを使った、香ばしい風味が特徴の生地に、クリームチーズ、ドライいちじく、くるみを混ぜ込んで焼き上げた一品。

ずっしりとした重量感。切ってみると、断面からゴロゴロと顔をのぞかせるいちじくとくるみ。ライ麦の香ばしさ、はちみつのやさしい甘さ、クリームチーズのコク、いちじくのプチプチとした食感、くるみのカリッとした歯触りが次々と押し寄せてきます。ワインと合わせたい大人のパンですわ。

焼きたての感動を、もう一度吉祥寺から

38年前、吉祥寺から始まったアンテンドゥの物語。王道のハード系から進化系クロワッサン、健康志向のパンまで、約60種が揃うBoulangerie ANTENDO。商品の入れ替えもあり、訪れるたびに新しい発見があるそうなので、日常使いにどうぞ。

焼きたての感動を体感しにお出かけください!

店舗概要

店名 Boulangerie ANTENDO(ブーランジェリーアンテンドゥ)
オープン日 2026年4月25日(土)午前9:00
営業時間 平日・土曜 8:00〜21:00
日曜・祝日 9:00〜21:00
住所 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-3-3
地図
HP 公式サイトへ
SNS/HP @boulangerie_antendo