日本語に訳せないウマさ…吉祥寺の「譚仔三哥」流行を確信した米麺レポ

外観が完成した吉祥寺店

2022年4月14日(木)、香港で人気No.1ブランドと評され、ミシュランに3年連続で掲載されたヌードルチェーン店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」が吉祥寺にオープンします。

丸亀製麺の運営元・トリドールホールディングスが、新しい “麺” のお店をオープン。

日本1号店となる新宿中央通り店は3月31日、2号店として吉祥寺店、3号店の恵比寿店は4月21日にオープンします。

※2022年4月7日更新:新宿中央通り店のレポを追記

譚仔三哥について

譚仔三哥(タムジャイサムゴー)は、香港No.1の人気を誇る米線(ミーシェン)スープヌードルレストラン。

革新と独創を積み重ね、様々なスパイスが調合されたオリジナルのスープは、香り・しびれ・辛さ・スパイスの複雑さを豊かに感じます。

コクと旨味に鮮やかな花椒のしびれが加わった麻辣スープや、爽やかさと甘味が入り混じるトマトスープ、焦がしスパイスがクセになるウーラースープなど、6種類の異なる味わいのスープに加え、辛さとトッピングを自分好みに組み合わせて楽しめます。

やみつきになる味わいを親しみやすい価格で楽しめることから、香港のQSR(クイック・サービス・レストラン)業界で、人気No.1のブランド評価を得ています(AC Nielsenブランドエクイティ調査 2021年)。

また、ミシュランガイドの「ビブグルマン」に3年連続で掲載。香港では74店舗(2021年8月末時点)を展開し、若年層を中心に多くのお客様から国民的ブランドとして親しまれ、ランチタイムを中心に絶えず行列を作り出している人気店です。

譚仔三哥米線 Wellington Street店での行列の様子

コクと旨味が何層も凝縮されたスープに米線(ミーシェン)と呼ばれるもちもち・ぷりぷり食感の麺を絡めたスープヌードルは、日本でも受け入れられるでしょう。

日本の店舗では、香港では馴染みのフィッシュボールなどのトッピングに加え、日本でも喜ばれるような日本独自のトッピングを用意するとのこと。

吉祥寺店の気になるオープン場所は、吉祥寺本町1丁目。靴下屋跡地。

組み合わせは140万通り!グランドメニュー

同店では、香港本場のメニューが用意されます。タムジャイ サムゴーのメニューは、自分好みにカスタマイズできるのが特徴で、好きなスープ、辛さ、トッピングを自由に選ぶことができ、140万通りの組み合わせから自分だけのお気に入りをみつけることができます。

また、サイドメニューやドリンクも豊富に取り揃え。

6種のスープ

タムジャイ サムゴーで一番のこだわりがスープです。

  • 麻辣(マーラー)610円:香港で一番人気。花椒(ホアジャオ)パウダーとチリオイルによる辛さと痺れにコクと旨味が合わさった、あざやかで複雑な味の麻辣スープです。
  • 番茄湯(トマト)670円:女性に大人気です。 トマトのフレッシュな甘さと酸味にスパイスの豊かな香りがあいまった、タムジャイ自慢の”驚きのトマト”です。
  • 清湯(クリアスープ)550円:全てのスープのベースとなるのが「清湯(クリアスープ)」です。なめらかで透明感があり、コクがありながらすっきりとした味わいです。
  • 煳辣(ウーラー)610円:焦がしスパイスの風味が際立つ独特の新しい味で、中毒性があります。
  • 酸辣(サンラー)610円:酸味と辛みの絶妙なブレンドが食欲をそそるスープです。
  • 三哥酸辣(サムゴーサンラー)670円:中国のお酢からくる酸味とスパイスの辛味が合わさり、更にそこにコクと旨味が加わって、やみつきになる味です。

10段階の辛さ

辛さは10段階からお好みの辛さが選べます。初心者におススメなのは一番辛さを抑えた10小辣で、数字が小さくなるごとに辛さが増します。

香港では10小辣と5小辣が人気です。激辛好きには麻辣スープの小辣がおすすめ。また、辛さが苦手な方には「清湯(クリアスープ)」「番茄湯(トマト)」がおすすめです。全く辛くない不辣も選べます。(クリアスープは不辣のみのご注文となります)

トッピング

肉、野菜、きのこ、魚介系のボール系など25種類あり、香港では「鶏むね肉」、「豚バラチャーシュー」、「豚ひき肉炒め」が人気です。香港でもシグネチャートッピングとなっている「いかボール」や、「フィッシュボール」、「三角揚げ」は本国から輸入しているそう。
(※輸入状況の関係で一部商品のご提供が4月以降となる可能性あり)

お米と水だけで作られた麺は、グルテンフリーで、製造過程で発酵させています。もちもちしており、ぷりっと歯切れがよく、たまらない食感です。お米から作られるため軽やかでお腹に優しい味わいで、多くのお客様にとっては初めてで驚きの体験になるのではと想定しています。

サイドメニュー

一番おススメは「トーフェイ・チキン」で、香港で商標登録をしているほどの大人気商品です。クミンなどのスパイスをまぶして焼いたチキンは、外はカリっと、中はジューシーで、何本でも食べたくなるほどの逸品です。

その他、豚バラにニンニクソースをかけた「豚バラチャーシューにんにくのせ」など、お酒にもよく合いやみつきになるサイドメニューも多数用意。

実際のメニュー表がこちら。

新宿中央通り店は連日、行列の大盛況

オープンした新宿中央通り店に行ってまいりました。連日、行列をなすほどの大盛況ぶり。到着したのはオープン30分前だったので、人はほとんどいませんでしたが、お店から出てくる頃には1時間待ちでした。

本国で昨年にデザインアップデートされ現地で大きな評判を呼んでいる、革新的でクールな今の香港を感じられる旗艦店のデザインを踏襲。シンプルでスタイリッシュな外装と、遊び心をちりばめたエネルギッシュな内装が特徴。

ブランドカラーである赤をポイントとして、ブランドが大切にしている文字(”香麻辛辣”など)、香港の街を象徴するネオン、香港で人気のタイル張りに囲まれて、日本では味わえない香港の空間で本場の米線を楽しみましょう。

めっちゃ辛い…ヒリヒリする…でもウマい

オーダーしたのは、スープが店員さんオススメの麻辣(マーラー)、辛さが基本でマイルドと言われる下から3番目の5小辣(店員さんもオススメしてた)、トッピングに豚ひき肉炒め、ベビーホタテ、きくらげ、ほうれん草。

そしてトーフェイ・チキン(3個 380円、5個 550円)と香港レモンティーをあわせるのが定番スタイルだそうで、もちろんオーダー。

まずはトーフェイ・チキンと香港レモンティーが到着!!

クミンなどのスパイスをまぶした手羽中を焼き上げた一品。

まずは一口いただきまーっす\(^o^)/

・・・ウ、ウマい。香港では似た商品が出回るほど人気を博しているそうですが、食べてみれば納得。オーダー必須です。ジューシーさだけでなく、スパイスと甘みのクセになる味付けがアクセントに。あまり辛くはないので、誰でも食べられると思います。やみつきどころではない。

これだけ食べにくるだけでも十分に価値あり!

そしてお待ちかね米線(ミーシェン)が到着!!

まず驚くのは丼がデカいこと。オーダーしたのは通常サイズの並ですが、よくあるラーメンの量の1.5倍、いやそれ以上かも。

しかもスープは手で運ぶにはこぼれてしまいそうなほどなみなみ。おかげで麺がほとんど見えません。

はじめまして。いただきます・・

えっえっ?!辛っ!!!想定してた辛さを大幅に超えてきた!!基本の辛さでこれだけ辛いの?!

日本では食べたことないようなしびれる刺激的な辛さ。しかしほどなくするとその刺激がスッと消える。ただ辛いだけではなく出汁のコクと旨味が合わさったスープ。

これが日本語に訳せないウマさか!!!

米と水だけで作った米麺はモチモチ食感ながら歯切れが良し。刺激的なスープとは裏腹に軽やかでいくらでも食べられます。唇がヒリヒリしながらも手が止まらない!

しかし辛いので、甘みと酸味のある香港レモンティーが安心材料。

辛さが苦手な人は、全く辛くない「不辣」が選べる「トマト」や不辣のみの「クリアスープ」をどうぞ。

吉祥寺も行列は間違いなさそうです。日本でも流行るわ。

吉祥寺店の店舗概要

店名 譚仔三哥(タムジャイサムゴー)吉祥寺店
営業時間 11:00〜22:00(L.O. 21:30)
定休日 無休
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-10 1F
地図
Instagram tjsg_jp
HP tjsg.toridoll.com