2025年4月24日(木) 、吉祥寺駅南口に喜多方ラーメンの人気チェーン「喜多方ラーメン坂内」がオープンしました。この看板が吉祥寺に灯る日を、待ちわびていたファンも多いのではないでしょうか。
早速食べてきたのでレポ!
喜多方ラーメンの有名店が吉祥寺に
日本三大ラーメンに数えられる“喜多方ラーメン“を展開する「喜多方ラーメン坂内」は、福島県喜多方市にある老舗「坂内食堂」をルーツに持つ喜多方ラーメンチェーンです。「毎日食べても飽きない味」がコンセプト。
博多ラーメンと同じく豚ガラベースのスープを使用しており、大きな違いは、白濁させずにすっきりとした淡麗スープに仕上げること。醤油風味をプラスした、あっさりとしながらもコク深いスープ、茹でる前に手もみをし、独特のちぢれを出して食感が良い太めの平打ちちぢれ麺、店舗で毎日炊き上げる出来立てのトロ旨焼豚(チャーシュー)が特徴。
吉祥寺店は、お店は18席とこぢんまりしながらも、ひとりでも気軽に利用できるカウンター8席と、友人や家族での利用に最適なテーブル10席がゆったり配置され、1人でも家族でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいところ。実際に3〜4名のファミリーやグループで入店している人もいました。
調味料や水差しが並ぶカウンターの風景も、どこか落ち着く雰囲気。
メニュー
ラーメンは890円税込〜。味噌ラーメンや塩ラーメンもあり。
この日は「坂内全部のせ」(1,390円)を注文。
喜多方ラーメンをすべて楽しむ「坂内全部のせ」
器が運ばれてきた瞬間、香ばしい醤油の香りがふわり。表面には薄く澄んだ豚ガラスープ。白濁させず、透明感のある“淡麗スープ”に仕上げているのが、喜多方流です。
まずはスープを一口。あっさり…だけど奥深い。しみじみ染みてくる豚ガラの旨味、醤油のコク。そして脂が重くないのに物足りなさは皆無という、絶妙なバランス。毎日でも食べたいというコンセプト、納得です。
続いて麺。平打ちの中太ちぢれ麺は、手もみ仕上げでモチモチ&プリプリ。スープとの絡みも良く、すするたびに口の中が幸せで満たされていきます。
トッピングのチャーシューは、何枚でも食べられそうな軽やかな甘みと、柔らかく煮込まれたホロホロ食感。店内で毎日炊き上げているというこだわりが、ひと口で伝わってきます。
煮卵はとろ〜り半熟で、醤油ダレがじんわり染みた黄身が最高。白髪ネギのシャキシャキ感がいいアクセントになって、全体の完成度をさらに押し上げています。
個人的にグッときたのがワンタン。つるんと滑らかな皮に包まれた餡は、肉感たっぷりながら優しい味わい。レンゲですくって口に運ぶたびに「うまい」とひとり頷いてしまう仕上がりでした。
ちなみに、別オーダーの餃子(5個・390円)もパリッと香ばしく焼き上り、ジューシー。
全国に展開しているとはいえ、ひとつひとつの店舗で味へのこだわりをしっかり守っている印象。吉祥寺店でも、その丁寧な手仕事が随所に感じられました。
店舗概要
店名 | 喜多方ラーメン坂内 吉祥寺南口店 |
営業時間 | 11:00~23:00(L.O. 22:45) |
定休日 | 無休 |
TEL | 0422ー26ー7790 |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺南町1ー5ー12 松井ビル1F |
地図 | |
HP | 公式サイトへ |
席数 | 18席(テーブル10席 / カウンター8席) |