三鷹駅北口から徒歩5分ほど、2024年にオープンした「ふじのくにのおいしい酒と魚と肴 風ノ鼓(かぜのこ)」。
静岡郷土料理がいただける居酒屋ですが、ランチのクオリティーがすごいって噂を聞いていただいてきたよ!
静岡直送の新鮮魚介や地元食材が自慢
店名にもあるとおり、“ふじのくに”静岡直送の新鮮魚介や地元食材が自慢とのことで、焼津小川港や御前崎港から足を運んで目利きした鮮魚をそのまま届けているそう。姉妹店である静岡県藤枝市の「呑み家鼓童〜こわっぱ〜」でも人気を博しているというだけあって、期待に胸が膨らみます。
店内はテーブル席とカウンター席があり、木を基調とした明るく清潔感あふれる空間。落ち着きのある和モダンな雰囲気を堪能できます。昼間に差し込む自然光がやわらかな陰影をつくり、まるで小旅行先の食事処に来たかのようなリラックスムード。
カウンター席もあり、落ち着いた照明と木のぬくもりに包まれながらしっとり。
さりげなく配置された装飾や清潔感ある空間設計が、居酒屋ながらも上品さを感じさせるのが魅力です。
ランチメニュー
そんな「風ノ鼓」が、2024年夏からランチ営業を開始。水〜土曜日限定のランチメニューは、どれも静岡直送の新鮮魚介を活かした丼ものが中心で、「海鮮ひつまぶし丼」(1,650円税込)、「釜揚げしらす温玉丼」(1,100円税込)、「海鮮ユッケ温玉丼」(1,320円税込)、「鶏の唐揚げ定食」(990円税込)、さらにはMIXフライ定食(1,370円税込)など、バリエーションが豊富。
それぞれにサラダと日替わり小鉢、生海苔の味噌汁が付いてくるうえに、ご飯の大盛りは無料という太っ腹な設定です。さらにセルフドリンクとして、静岡茶(緑茶)とコーヒーが自由にいただけるのも嬉しいポイント。お昼時にサクッとランチを済ませたい人から、ゆっくり食事を楽しみたい人まで、幅広いニーズを満たしてくれそう。
二度美味しい名物の海鮮ひつまぶし丼
今回注文したのは、同店の名物と謳われる「海鮮ひつまぶし丼」。運ばれてきた瞬間、思わず「おおっ…!」と声が漏れるほどの豪華なビジュアルに心が踊る。
お盆には、大きな丼を中心に生海苔の味噌汁、日替わり小鉢、サラダ、そして急須が目を引きます。急須の中にはアツアツのお出汁が入っていて、このひつまぶしを“二度おいしく”味わう秘密兵器。
まずは丼。そこには色とりどりの海鮮がぎっしり!マグロや鯛など、その日の旬の魚が細かくカットされていて、さっぱり味の薬味とともに一面を埋め尽くしています。
海ぶどうや大葉の緑がアクセントを加え、見た目だけでも「おいしそ…」と叫びたくなる迫力。まさに“海の宝石箱”よ。
まずはそのまま一口食べてみると、口の中いっぱいに広がる鮮魚の旨みとぷちぷちの海ぶどうの食感がたまりません。
ゴロゴロ入った刺身は程よい厚みがあり、口の中でほろりとほどけるやわらかさが絶品。サラダや小鉢など小さな一品までしっかり工夫されているのが嬉しいところ。
そしてこの海鮮ひつまぶし丼の最大の魅力は、途中からお出汁をかけてお茶漬け風にいただくという点。丼の一部をお茶碗に移し、急須に入っただしをさーっとかけると、さっきまでの生感あふれる海鮮がほどよく温まり、さらに香り高い和の旨みがブースト。
しゃきしゃきの薬味や海藻、魚の甘みがじんわりと溶け合って、これぞ“ふじのくに”の恵みの結晶だ…と思わずため息が漏れます。味変の楽しさもあり、一杯で何度も楽しめるのは贅沢この上ありません。
生海苔の味噌汁は磯の香りがふわっと鼻をくすぐり、具材の厚揚げやネギがたっぷり入っていてボリューム感も十分。セルフドリンクのコーヒーや静岡茶を飲むことができるため、和食ランチを満喫したあとにゆるりとひと息つけるのもポイント。
夜は夜で、静岡から仕入れた魚介や日本酒が楽しめると聞くと、これはランチだけでなく、いつか夜にも行かねば。
名前のとおり静岡直送の地元食材を使った魚介料理を武器に、三鷹の地に新風を吹かせようとしています。地元の方はもちろん、少し足を伸ばしてでも体験する価値が十分にある店ですよ!!
店舗概要
店名 | ふじのくにのおいしい酒と魚と肴 風ノ鼓(かぜのこ) |
営業時間 | 平日 18:00〜23:00 土曜 17:00〜23:00 ランチ水〜土11:30〜14:00 |
定休日 | 日曜日 |
TEL | 0422-56-8886 |
住所 | 東京都武蔵野市西久保1-5-10 福留ビル2階 |
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禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |