2025年1月27日(月)、吉祥寺通り沿いの練馬区立野町にロケ弁で人気の老舗弁当屋「津多屋」が移転オープンしました。その名を耳にしただけで、「ああ、知ってる!」と頷く人も多いはず。
何しろ長年にわたって撮影現場などで愛されてきたという実績があるから、その味わいには定評がある。
早速、並んで購入してきたのでレポするよ!
本店兼直売所が移転
同店は「味を大切に。」のロケ弁・仕出し弁当専門店。テレビ業界では有名なロケ弁といえば「津多屋」。1972年に創業した老舗です。のり2段弁当、2色そぼろ弁当、ロース生姜焼き弁当が通常メニュー。
旧店舗は上石神井に本店兼直売所を構えていましたが、2024年12月31日(火)に一旦営業終了し、今回、吉祥寺通り沿いの「コープみらい コープ関町店」すぐ近くに移転オープンしました。
平日のオープン前に訪問しました。日によって列は異なるので、待ち時間などあくまでも参考にどうぞ▼
- 10:40 3組待ち
- 10:47 7組待ち
- 10:50 10組待ち
- 10:55 20組弱ほど待ち
- 10:55頃オープン
開店後も20組前後ほど。体感ですが、平均1人1分弱ぐらいで購入完了。注文決まっていて、電子決済であれば思ったより早いです。
メニュー
惣菜も販売しています。
紀州梅ごま弁当(幕の内含む)は2月1日(土)以降に販売。詳細は @tutaya_ben10 をご確認ください。
定番のり2段弁当をレポ
今回、並んでゲットしてきたのが「のり2段弁当」(税込1296円)。しっかりとした正方形の箱を開けた瞬間、あまりの彩りの良さに「これぞ王道和食の極み…!」と心が躍る。
まず目に飛び込んでくるのは、のりがふわりとかぶさったご飯の存在感。いわゆる“冷めた状態でも美味しくなる”よう工夫されており、味付けの濃さや食材の水分量、さらには全体のバランスまで細やかに計算されているのがひしひしと伝わってくる。
実際に一口頬張ると、ご飯の柔らかさと海苔の香りが絶妙にマッチして、これだけでも十分に満足感を覚える。だけどそこは老舗弁当屋の実力。惣菜たちのクオリティも段違い。
パカッと蓋を開けた瞬間にテンションを上げてくれるエビフライは、衣がカリッとした食感をキープしながらも、内部のエビ自体はプリッと弾けるような新鮮さを保っている。
添えられたポテトサラダはホクホク感を大事にした優しい口当たりで、ほどよいマヨネーズのコクが後を引く。そして煮物は、出汁の香りがしっかりしみ込み、しっとりと奥深い味わい。食感と味付けのメリハリがしっかりしているから、最後まで飽きないのね。
さらに、鮭の塩気が良い塩梅でご飯との相性を高め、練り物のやわらかな風味が口の中をホッと和ませてくれる。まさに「The和食弁当」のお手本のようなまとまりで、ロケ弁として重宝されるのも納得しかありません。
箸を進める手が自然と止まらないのも、完成度の高さゆえでしょう。
筆者は食べてないけど、他にも購入したあさり炊き込み弁当と2色そぼろ弁当。正方形のお弁当を複数並べるとより美しい!!
はぁ美味しかった。ごちそうさまでした。
店舗概要
店名 | 津多屋 |
オープン日 | 2025年1月27日(月) |
営業時間 | 平日 11:00〜17:00(売り切れ次第終了) 土日祝 11:00〜16:00(売り切れ次第終了) |
住所 | 東京都練馬区立野町14-25 |
地図 |