吉祥寺の東急裏エリア、静かな住宅街に佇む一軒家カフェ「KIKi」。昭和通りを三鷹方面に進むとひっそりと店が姿を見せます。
リニューアル前は「FUTATSUNOKI(ふたつの木)」として地元で愛されていたましたが、6月に新たに「KIKi(キキ)」として生まれ変わりました。店名の由来はシンプルで、木が二つで「キキ」という遊び心ある響きから。
ヴィーガンの方もそうでない方も同じ食卓を囲み、共に食事を楽しめる希少なカフェです。
もはや友人宅でランチ、フレンドリー過ぎる店主
店に足を踏み入れるとまず感じるのは、まるで友人宅に招かれたような温かみ。扉を開けて、広めの土間で靴を脱ぎ、リビングにお邪魔するように店内へと誘われます。
木目の温かさがにじむ異なる大きさのテーブルや椅子が配され、それぞれが店内のゆるやかな空気を構成している。
まるで手作りのように思える家具の並びは、落ち着いた空間を演出し、くつろぎの時間を約束してくれます。
店主さんは調理師免許を持つ、底抜けに明るくフレンドリーな方。初対面にもかかわらず、入店から5分も経たないうちに会話が弾んでました。来店の度にトークを楽しみにしている常連客も多いというのもうなずけます。
ランチメニュー
ランチプレート(1200円税込)は主菜が常時4〜5種類から選択可。ご飯とサラダ、スープ、副菜が1種類ついてきます。
主菜は黒板左から選択▼
そしてデザートはフレンチクルーラーがメイン▼
ちなみに8〜11時はモーニングもありますよん。
今回筆者が選んだのは「大豆たんぱくの唐揚げ」とあんバターフレンチ!!
見た目に驚き、食感に驚き、満足感に驚く
目の前の厨房で手際よく作る店主さん。栄養が豊富ななたね油を使って唐揚げを揚げる音と、窓の外から聞こえる風の音がBGM。
ランチの主役は、彩り豊かなプレートでした。
ヴィーガン仕様の唐揚げは、まず見た目に驚かされる。薄いきつね色に揚がった表面は、ぱりっとした食感を思わせ、香ばしい香りが鼻をくすぐります。
それではいただきます・・・
おおおおお!!!なにこれ、想像以上の満足感!!!
大豆ミート特有のもっちり感が際立ち、噛むたびに下味がじゅわりと口の中に広がる。鶏肉に負けない食べ応えに「これが植物性?」と疑問すら生まれます。まさに、ヴィーガン料理の可能性を存分に感じられる一品。ご飯やスープ、副菜も手作りで、全体的に素朴ながらも丁寧に仕上げられていることがわかります。
食事を楽しんだ後は、デザートで締めくくりましょう。選んだのは「あんバターフレンチ」。これもまたヴィーガン仕様で、卵や乳製品を一切使わないドーナツなんです・・・
見た目は普通のフレンチクルーラーと変わらず、ふんわりとした質感が期待を膨らませる。一口食べるとその軽やかな食感と絶妙な甘さに心が奪われる!!
待って動物性のドーナツより好きかも。表面のあんことバターが甘さを引き立て、シンプルながら奥深い味わいを生み出しています。卵や乳製品を使用していないとは思えないほどの完成度で、ほのかな甘さが心地よい余韻を残す。心から美味しい。
店内の穏やかな雰囲気と、店主さんのホスピタリティ、心の休息を求めてご訪問ください。そのときには、靴を脱ぎ、友人の家を訪れたつもりでリラックスして楽しんでくださいね。
ちなみにフレンチクルーラーはテイクアウトもありますよ★
お邪魔しました!
店舗概要
店名 | KIKi |
営業時間 | 8:00~20:00 ※モーニングあり |
定休日 | 月・火定休日、その他不定休 ※営業日は必ずインスタをご確認ください。 |
TEL | ー |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-6-10 |
地図 | |
@kiki_kichijoji | |
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |