大人の余裕を醸し出す…吉祥寺の新隠れ家「BUILD BAR130」魅惑のビルドカクテル

2023年6月、吉祥寺の公園口エリアに「BUILD BAR130(ビルドバーワンサーティ)」がオープンしました。

同店はハモニカ横丁内の大人の隠れ家「BAR130(ワンサーティー)」2号店。お忍び感満載のバーでございます。潜入してきのでレポ!

※2023年7月7日更新:レポを追記

ビルドによるカクテル専門店

塚田水産と同じビル3階の「BAR130」。銀座名店で技術を磨いたバーテンダーによる隠れ家バーです。店内は暗めでBGMもジャズが流れ、大人な雰囲気を醸し出す。「女性の方がお一人でも気軽にご利用できるBAR」がコンセプトの大人の隠れ家バー。店名の”130″は店主の名前「いさお」より名付けられています。

そんな「BAR130」の2号店がオープンとな!「BAR130」のカクテルの作り方は主にシェイク。

シェイクはカクテルを作る際に材料をシェーカーでよく振ることで、材料同士を混ぜ合わせる方法。シェイクすることによって、材料がより一体化し、冷たくなり、泡立ちや氷の砕け具合がカクテルに影響を与えます。

写真はBAR130

一方、「BUILD BAR130(ビルドバーワンサーティ)」は、店名のとおりビルドを採用。カクテルを作る際に材料を順番にグラスに注ぎ、かき混ぜるだけで完成させる方法。材料を重ねていくため、色や層の美しい効果を出すことができます。

オープン場所は、吉祥寺の南口側、公園エリアのレストラン街「THE DINING ROOM」内。

“大人の余裕”が滲む店内

小さな扉を開けると、カウンター5席、テーブル席2席と小さな空間。

繊細な照明が間接的に全体を照らし、温かくも落ち着いた雰囲気。そしてシンプルでスタイリッシュな内装。“大人の余裕”が滲み、居心地が抜群です。いかにも知る人ぞ知る、隠れ家なバー。

とはいえビルドなので、シェイクほどハードルは高くなく、肩ひじ張らずライトな味わいのカクテルを嗜む場所として利用ください。

メニュー

メニューはビール(プレモルのマスターズドリーム)をはじめ、サーバーによるハイボール、ジンベースのカクテル、コーヒーカクテル、岩手産クラフトリキュールを使ったカクテル、ウイスキーなど。

泡のきめ細やかなハイボールと新たな発見を

まずはサーバーによるハイボール「ティーチャーズ」(1,200円)を注文。ウィスキーとソーダを組み合わせたシンプルなカクテルですが、同店ではハイボール用のサーバーを使用。一見普通のカクテルに新たな命を吹き込んでいました。

サーバーがソーダを注ぐと、ソーダが一気に発泡し、グラスの縁から溢れそうになるのを見るのは、まるでスモールスケールのショーを観ているかのよう。

そして出てきたハイボールは、一口飲むと強炭酸の泡がきめ細かく、口の中で弾ける感じ。

口いっぱいに広がる爽快感!泡立ちは長く続き、最後の一滴まで炭酸が感じられる。ウィスキーの風味も、炭酸の刺激と合わさって、ほんのりと甘さを伴った深みを感じることができます。バランスが取れており飲みやすく、それでいて後味も爽やかでした。

そして色々とジンベースのカクテルやクラフトリキュールなど、色々とお酒を教えていただいたのですが、衝撃だったのが「野沢温泉蒸留所 SHISO GIN」。

長野県・野沢温泉村の中心部に位置する野沢温泉蒸留所によるジン。りんごの木や青紫蘇、地元の赤紫蘇を使用。

桜色に染まったジンは、まるで花見の季節をガラス瓶に閉じ込めたかのよう。独特な香りがジンに深みと複雑さを与えており、自然の甘さとともに深いウッディな香りも感じる。一口含むと、舌の上でリンゴの自然な甘さと、赤紫蘇の独特な風味が融合。

飲み終わった後も、口の中には赤紫蘇とりんごの木の香りが残り、まるで長野県の大自然を訪れたかのような感覚ですわ。これは美味しい。

普段出会うことのないようなお酒を教えてもらうことができるので、それだけでも訪問の価値があるでしょう。

お酒を嗜むための手札として持っておきたい一軒です。

インスタもチェック→ @build_bar130

店舗概要

店名 BUILD BAR130(ビルドバーワンサーティ)
営業時間 20:00〜MIDNIGHT
定休日 月曜日
TEL
住所 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-11
第2吉祥寺じぞうビル 2F
地図
Instagram @build_bar130
禁煙・喫煙 禁煙