ついに吉祥寺にオープンした「ブックマンション」!!あまりに話題になっているので、もうその存在をご存知の人は多いと思いますが、オープンしたばかりの同店に伺ってきました。
個性あふれる本棚の集合体
2019年7月17日(水)、個人の小さな本屋をシェアすることができる「ブックマンション(ビル自体の名称は吉祥寺×4ビル(バツヨンビル))」(@BookMansion)がオープンしました。
現在は地下1階のブックマンションのみの営業で、今後、1階のコーヒースタンド、2階〜3階のイベントスペースが段階的にオープンしていくとのこと。
地下は外の階段から直接降りていきましょう。
ブックマンションは、個人が固定費を支払って本棚をレンタルし、そこで自分の好きな本、売りたい本を販売することができます。現在は78組が本棚を借りて販売しており、今後も個人の棚は増えていく予定です。(すでに本棚の借り手は確定)
借りられている本棚にはたくさんの本が並んでいました。
今回は目に入った個性的な本棚を少しご紹介します!!
本棚の借り手は、どういった背景の持ち主なのか調べながら見てみると、そこにも面白いストーリーが隠されているかもしれません。
IGLOO KIOSK
Igloo*dining*(イグルーダイニング)というイラストレーターさんの本棚。東京出身で現在は名古屋にお住まいだそうですが、この本棚をわざわざ借りて出品しているとのこと。絵のタッチがめちゃくちゃ可愛いです。素敵な作品がたくさんあるので、本棚と公式HPを併せてチェックしてみると楽しいですよ!
Cloud-Books
その名のとおり、“雲”がテーマの本棚。「原子雲のかなた」「雲の辞典」「空の色」などなど、雲に関連した本が並んでいます。本マニアなのかな?と本棚の主を確認してみると、僕も顔見知りで、吉祥寺のデザイン会社クラウドボックスさんでした!!
83gocco
83gocco(@83gocco)さんは、南阿佐ヶ谷にあるシェアスペース「いんにっさん」を借りて月4回、週1回営業予定の小さなお店。ある日はフルーツパーラー、ある日は台湾カフェ、ある日は居酒屋、ある日はエスニックバーといったように、週替わりでテーマを設け、色々な味が楽しめます。
本棚では、絵本の仕事をしているお母様と共同でひとつの箱を使っていくとのこと。毎月テーマを決めて本をセレクト。7月〜8月のテーマは「うしろすがた」で、背中が印象的な本が集まっています。
僕は絵の雰囲気が気に入ってしまい、同店の絵本「アサノドウブツエン」を購入させていただきました!
たびの本棚
隙あらば海外に行き、常に格安航空券と面白宿を探すフリーコピーライターのこけし山田(@kokeshiyamada)さんの本棚。旅の本がぎっしり!!中国、台湾、韓国といったアジア地域の本が中心です。
音食紀行
音食紀行(@onshokukiko)は、著者ご本人が本棚の主!!置いてある著書「歴メシ!」(柏書房)は、最古のパン、中世のシチュー、ルネサンスの健康食、ヴェルサイユ宮殿の最後の晩餐会といった歴史料理のレシピを紹介するという興味深い本です。
ツイートを拝見すると、歴史料理をたくさん再現されています!!
500円以上購入でわたあめが無料体験
本を500円以上購入すると、自分でわたあめをつくって、いただくことができます。
僕も本を購入したので、体験させてもらいました。人生初体験!!
地味に楽しい(笑)そして久々のわたあめ美味しかった٩(๑´0`๑)۶
ここでは紹介しきれませんでしたが、他にもたくさんの個性的な本棚が並んでます。本棚を見るだけではなく、それぞれ本棚のTwitterやホームページを見てみると、その先にも素敵な出会いがあるかもしれませんよ!!
店名 | 吉祥寺×4ビル(バツヨンビル) |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 火曜日 |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-1 |
地図 |