三鷹北口から吉祥寺方面へ歩いて8分。武蔵野税務署のすぐ近く、セブンイレブンの斜向かいの「STAYFUL LIFE STORE」。雑貨、カフェ、スタジオ、アートギャラリーのお店です。
以前は井の頭公園近くで営業していましたが、長い準備期間を経て2025年4月に新たな地での再スタートしました。
気持ち良いほど開放的な空間
まず到着して驚くのは、店舗のスケール感。もともとスーパーだった場所を大胆にリフォーム。天井が高く、気持ち良いほど開放的な空間が広がります。天井には当時のコンクリートがそのまま生かされ、自ら貼ったという3000枚ものタイルが映えるキッチン奥の光景は圧巻です。
(伺ったのは夜でしたが)光をたっぷりと取り込む大きな窓が印象的で、昼間は店内いっぱいに明るい陽光が差し込みます。ついつい長居したくなる、居心地抜群の空間。
「お家みたいにくつろげる場所を目指したいんです」と話すオーナーご夫妻。実際に店内は子連れも大歓迎の仕様で、おむつ替えシート付きのトイレや、これから増やしていく予定の絵本など、ファミリーにも優しい工夫が随所に。オーナー夫妻自身が子育て真っ只中だからこその細やかな配慮が光ります。
1階は雑貨とカフェのミックスフロア
オシャレでセンス抜群のセレクト雑貨が並び、ついつい手が伸びるラインナップ。ステーショナリー、グラスや食器、インテリア小物まで幅広く揃っていて、まるで宝探しのようなワクワク感が楽しめます。
そして地下1階がまた別世界。カフェスペースに加えて、DJブース、撮影スタジオ兼アートギャラリーという複合的な空間が広がります。アートと音楽、そしてカフェが緩やかにつながり合い、非日常感が味わえるスペシャルなスペースです。イベント時にはDJブースから音楽が流れ、空間全体が一層華やぐそう。何気ない日常がここではちょっと特別になる場所です。
メニュー
お待ちかねのカフェメニュー(プレオープン時のメニュー)はこちら▼
ドリンクはクラフトジンジャーやクラフトビールまで揃い、カフェ利用だけでなく軽く一杯も楽しめる仕様。
ホットドッグやカレーなど少しずつフードメニューも充実してきました。小さなお子さん連れでも安心して食事が楽しめるラインナップが整いつつあります。
朝8時からオープンしているので、モーニング利用にもぴったり。もちろんコーヒーも抜かりなし。淹れたての一杯は香り高く、雑貨スペースを眺めながらのんびり味わうひとときは格別。
ほどよい固さ大人のチャイプリン
プレオープン当初から評判なのが「チャイプリン」。ひと口すくえば、スパイスの香りがふわりと鼻に抜ける、ほどよい固さの大人プリン。舌の上でとろけるまろやかな甘さに、チャイの深みがしっかりと感じられる。お店を代表するスイーツ。
さらにスコーンも絶品。今回いただいたのは、柑橘のジャムがたっぷりとのった焼きたてスコーン。外はサクサク、中はふんわりの極上食感で、ほのかに香るバターの香ばしさと爽やかな柑橘の甘酸っぱさがベストマッチ。
一日中食べられる「ブレックファーストプレート」
2回目の訪問では、最近登場したばかりの新メニュー「ブレックファーストプレート」(1,400円)をいただいてきました。モーニングメニューですが、一日中オーダーすることができます。
まず視界に飛び込んでくるのは、黄金色の目玉焼きと、どっしりと存在感ある厚切りベーコン。添えられたアスパラガスは瑞々しく、グリルの香ばしさが漂ってくるよう。
プレートの主役ともいえるパンケーキは、ふっくらと分厚く、ナイフを入れるとふわっと湯気が立ち上るほどのやわらかさ。ひと口運ぶと、口の中にじゅわっと広がるバターのコク。そこにメープルシロップのやさしい甘さが重なって、まるで休日の朝にふさわしい多幸感。
ベーコンの塩気、サラダのドレッシング、アスパラの食感。それぞれがパンケーキの甘みを引き立て、全体がひとつのストーリーとしてまとまっているような完成度でした。カフェごはんとしてはもちろん、ブランチや軽めのディナーにもぴったりな一皿です。
人気メニューにより完売することもあるので、お出かけ前にインスタをチェックしてね→ @stayful.jp
「家族みんなでふらっと立ち寄れる場所を作りたい」という思いが、随所に息づく「STAYFUL LIFE STORE」は、何気なく立ち寄って、気づけば少し気持ちが整っている。そんな時間が流れる、三鷹の日常に欠かせない存在です。
店舗概要
店名 | STAYFUL LIFE STORE |
営業時間 | 8:00〜19:00 |
定休日 | 月火 |
TEL | ー |
住所 | 東京都武蔵野市中町1-37-5 1F/B1F |
地図 | |
HP | @stayful.jp |
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |