西荻窪の静かな住宅街に突如現れる一軒家、その名も「ベスピハウス」。ただの宿泊施設ではありません。まるごと1棟貸切、しかも室内アスレチック付きという、子育て世帯の夢を詰め込んだような家。
今回は家族で宿泊してきたので、その全貌をレポートします!!
宿泊者は1日1組限定、最大9名までOK
まず嬉しいのは完全プライベートな空間ということ。周囲を気にせず、子どもが思い切り遊べる安心感は、ホテルや旅館にはない贅沢さ。保育士監修のもと設計されており、どの仕掛けも安全性と楽しさを両立。遊びのプロが本気でつくった空間です。
1階:秘密と驚きが詰まった“遊びの基地”
映画館みたいなお部屋
まず目を奪われるのは、寝転がった状態で天井のスクリーンに映像を投影できる“ごろ寝シアター”。子供はこれでYouTubeを観るだけで狂喜乱舞!!
部屋を真っ暗にして、プラネタリウムを映せば星空を眺めます。幻想的な映像が広がり、大人もついつい見入ってしまいます。
床がフカフカの“秘密基地部屋”
映画館みたいなお部屋の下は、半地下。天井や壁にはうんていが設置されています。
床はフカフカ、思い切り跳ねたり転がったりできる安全な空間です。子供は当然のごとく、テンション上がって猿のように体動かしますよ。ここで寝る子どもも多いとのことで、まさに子ども専用“夢の寝室”です。かくれんぼするにも良いエリア。
お風呂が、ただのお風呂じゃない!
お風呂はお風呂で、入ったら全然出てこれない仕掛けが。
ライトが7色に変化し、大きなバケツからお湯をぶちまける仕掛け付き。子どもたちは大はしゃぎ。バケツの下は浴槽なので、お湯を溜めて一気に「ザッパーン!」。
本棚を動かすと…階段が出現!?
そして最初、2階に行く階段が見当たりません。子供たちは1階を駆け巡り、階段を探します。
一見すると壁の本棚。ところが、ガタッと動かすとその奥から現れるのは、2階へと続く階段!まるで絵本の中に迷い込んだような仕掛けに、大人もテンションが上がります。嫉妬するほど憎い設計ですわ。
2階:暮らすように過ごす、機能的なリビング
緑が映えるダイニング&キッチン
2階へ上がると天井が高く、広々としたダイニング!
壁面のアクセントグリーンが印象的なリビングダイニング。キッチンはIH非対応ながら、冷蔵・冷凍機能のある冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、カトラリー類一式が完備されており、テイクアウトやスーパーのお惣菜で十分すぎるほど快適に過ごせます。
ちなみにダイニングテーブルは“隠れベスピ”の形を模しており、さりげなくキャラクターが家族の食卓に寄り添っているのも◎。
1階のどこかにつながっているパイプでんわ。
奥の和室には“あみあみトンネル”
奥にある和室の一角には、あみあみトンネル。なんとこのトンネルを登ると、さらに上の「アスレチックエリア」へアクセスできるのです。
“鏡のお部屋”もシュールで楽しい
レッドカーペットその先には一面が鏡に覆われた異空間。小さな空間だけど、自分の顔がたくさん見え、広々した空間に感じてしまう不思議。
アスレチック&ロフト構造がすごすぎる
空中トンネル、ターザンロープ、展望台!
アスレチックエリアはまるで“ミニ屋内アスレチックパーク”。滑り台、ターザンロープ、展望台、透ける床ネット…正直、大人も遊びたくなるクオリティー。ロフトの上から家族の様子をこっそり眺めることもできて、秘密基地感満載。
子供が最も滞在したエリアはやはりここでしょう。
実際に泊まってみて感じたこと
ここまで“遊び”に全振りした宿は初めて。しかも単なる遊びではなく、五感を使った体験型。アスレチックで体を動かす、シアターで映像に浸る、家族で食卓を囲む、秘密基地で眠る…どの瞬間にも“ワクワク”が詰まっていました。遊び方は無限大です。
仕掛けが多すぎて、一泊では遊び尽くせません。宝探しも楽しそうでした。
何より子どもたちがとにかく終始ご機嫌。チェックアウトの朝、名残惜しそうにブランコを揺らす背中を見て、来てよかったと思いました。
まとめ
「ベスピハウス」は、子どもの笑顔と、大人の癒しを同時に叶えてくれる“ごほうび”のような宿泊施設でしょう。近所でありながら、1日1組限定という特別感。次は友人家族と一緒に“貸切パーティー”も楽しそう。ファミリーならぜひとも泊まってみて!!
施設概要
店名 | べスピハウス |
料金 | 料金 1泊1棟1〜4名様まで レギュラー期 60,000円〜 ピーク期 73,000円〜 トップ期 78,000円〜 ハイピーク期 98,000円〜 ※5名以上の場合、1名につき1,500円の追加料金が発生 |
最大定員 | 9名様 |
住所 | 東京都杉並区善福寺1-1-23 (西荻窪駅北口から徒歩14分) |
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