
吉祥寺駅南口、パークロード沿いの雑居ビル3Fにある街中華「吉祥菜館」。看板には「SINCE 1998」の文字が掲げられ、長く地元に愛されてきた一軒です。
ビルの入口には、赤い看板と写真入りのメニューボードがずらり。ランチ定食は810円からという、今どき二度見する価格設定。
「安いのにボリューム満点」という点では、エリア内で右に出る者がいないでしょう。
緑に包まれた52席の広々空間
入口は共用階段もしくはエレベーターをのぼり、3Fまで上がれば雰囲気は一変します。

天井一面を覆うグリーンの葉と、ふんわり灯る丸いペンダントライト。レトロ感あふれ、温室のような心地よさ。
壁には漢詩の書や水墨画の掛け軸。黄色いクロスがかかった回転テーブル付きの円卓が並び、「これぞ中華料理店!」という王道の景色。
席数は52席とゆったり。一人ランチはもちろん、円卓を囲む家族連れや仲間との食事にもぴったり。宴会は最大60名まで対応しているそうで、大人数の集まりにも頼れる存在です。
メニュー
メニューには、財布にやさしい数字がずらり。全て税込。
ランチ定食
- 810円セット:トマトと玉子炒め/ニラレバ炒め/豚肉とキクラゲの玉子炒め/五目野菜の黒酢炒め
- 880円セット:ナスの醤油炒め/エビと玉子炒め/ユーリンチー/マーボー豆腐/黒酢の酢豚/鶏肉の辛味炒め/ホイコーロ
- 1030円セット:エビチリソース/牛肉とニンニクの芽炒め/カニ味噌と豆腐煮込み/揚げ豚肉とナスマーボー味炒め
- 1280円セット:アスパラとホタテ炒め/エビ、イカと貝柱塩味炒め/豚の角煮/ブロッコリーとエビ炒め
※810円・880円はスープ、漬物、サラダ、ライス付(880円は杏仁豆腐も付く)
※1030円・1280円はスープ、バンバンジーサラダ、ライス、杏仁豆腐付
※ライスおかわり+100円

麺&飯セット
- 880円セット:担々麺/台湾麺/五目入り醤油ラーメン+半チャーハン
- 880円セット:五目チャーハン/エビチャーハン/高菜チャーハン+半ラーメン
- 880円セット:マーボー豆腐丼/チンジャオロース丼/中華丼/五目かた焼きそば+ワンタンスープ(6個)or 鉄鍋餃子(3個)
- 630円セット:豚肉と玉ねぎの山椒炒め/豚肉ともやし、ニラの辛味炒め(ライス、サラダ、漬物、スープ付き)
当店自慢の刀削麺・単品
- チャーシュー刀削麺/マーラー刀削麺/タンタン刀削麺 各880円(麺の大盛り無料、辛さ調整可)
- ジャージャー麺 850円
- 吉祥ラーメン 700円
- 鉄板餃子(5本) 680円
- 五目チャーハン 780円

ここ数年で数十円単位の値上げはあるものの、ここだけ時代に取り残されたかのような、値上げを忘れたのかと疑ってしまう価格。630円セットなんてもはや事件やん。
山盛りご飯とニラレバ定食
悩んだ末に選んだのは、810円セットのニラレバ炒め。

お盆が運ばれてきた瞬間、まず視線を奪われるのがご飯よ。茶碗からこんもりはみ出す山盛りライス。
さらにサラダ、漬物、スープまでずらりと並び、お盆の上は大にぎわい。
主役の大皿には、たっぷりのもやし、鮮やかな緑のニラ、ニンジン、キクラゲ、そしてレバーがどっさり。これもボリュームがすごい。赤みを帯びたツヤツヤのタレが全体に絡み、立ちのぼる湯気と香ばしい香りに食欲が一気に加速。
まずはレバーからひと口。やわらかっ!

表面にはしっかりタレがまとい、噛むとむっちりとした食感。レバー特有のクセは控えめで、濃いめの味つけが白米を呼び込みます。
もやしはシャキシャキ、ニラはくたっとしすぎない絶妙な火入れ。キクラゲのコリコリ感がいいアクセントになって、箸が止まりません。
皿の底に残ったタレをご飯にのせれば、それだけでもう一杯いけちゃう。山盛りだと思っていたご飯が、気づけば半分以上なくなっていたわ。
合間にすするスープは、ニンジンなどの具が浮かぶやさしい味わい。濃いめのおかずとの対比で、口の中がすっとリセットされます。サラダのみずみずしさもうれしいポイント。
これだけ食べてお会計は810円。この満足感でこの価格は、ちょっと心配になる。
次は看板の刀削麺か630円セットか・・・通う理由がどんどん増えていく、吉祥寺の頼れる街中華でした。
店舗概要
| 店名 | 吉祥菜館(きっしょうさいかん) |
| 営業時間 | 11:00~22:30 |
| 定休日 | なし |
| TEL | 0422-41-0628 |
| 住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-2 内田ビル3F |
| 地図 | |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
















