吉祥寺南病院は、2024年年9月30日をもって診療を休止することを発表しました。同病院は54年間にわたり武蔵野市の医療を支えてきましたが、老朽化した施設の建替えが必要となり、近年の建築費高騰などの影響を受けて診療継続が困難と判断されました。
昭和45年に開院、54年間にわたり地域医療に貢献
同院の発表によると、診療環境の維持を検討したものの、現施設での運営が厳しい状況にあり、診療を断念することになりました。
施設の老朽化により、建物の建替えをはじめ診療環境の継続を検討した結果、近年の建築費の高騰、現施設での療養環境の維持は困難と判断。診療の継続を断念せざるを得ないとの結論に。
吉祥寺南病院は、昭和45年に開院し、54年間にわたり地域医療に貢献してきました。同病院を利用する患者や地域住民からは、診療休止に対する困惑や悲しみの声が上がっています。
また8月5日(月)より、一般外来診療での初診患者様の受入を中止することも追加で発表されました。
地域の医療体制に大きな影響を与える今回の決定について、今後の動向が注目されます。