吉祥寺の「The Daps Famous Hood Joint」がパワーアップ!本場NYローカルサンドイッチ

井の頭通り沿いにあるガラス張り、”the アメリカンスタイル”のスナック菓子や雑貨をディスプレイ。そこはもう、東京ではない。まるでNYの街角にトリップしたかのような「The Daps Famous Hood Joint」。

「Daps Chill」というネオンサインがあり、ストリートカルチャー溢れるデザインが特徴的です。店のテーマは、”日本で1番アメリカに行きたくなる店を作る“。

さらに美味しくパワーアップして帰還

店主の宮本氏は5年間の現地NYレストランにて修行後、2021年7月にここ吉祥寺へお店をオープンし、本物のNYローカルサンドイッチのchopped cheese sandwich を販売。そしてつい最近、コロナ明け初めてNYへ向かい、さらに美味しくパワーアップして帰って来ました。新生Daps!

店内に一歩足を踏み入れると、驚くのがショーケースとキッチンの奥。丘のように赤レンガが積み上げられている不思議な空間が広がります。NYのハーレム地区をイメージして設計されたそう。この空間を手掛けたのはなんと宮本氏の旧友で、有名事務所に属する建築士。友情と情熱が詰まった一角は、オープンから2年数ヶ月経過してもまったく色褪せず、居心地のよさすら感じる。

同店は開店以来、口コミでその名を広げ、今や日本人客はもちろん、観光客や米軍基地からもファンが訪れるグローバルな場所となっています。外国人客にとっては、この店がまるで故郷の味。遠方からでも足を運びたくなるのがDapsの魅力。

メニュー

メニューは、全て英語で表記。

今回は、Authentic Chopped Cheese SandwichとB-Side Chicken Over Riceをいただくことに。

価格を遥かに超える満足感

さて、お待ちかねDapsの看板メニュー「Authentic Chopped Cheese Sandwich」。目の前の鉄板でいい音を立てながら挽肉を焼き上げる臨場感が、サンドイッチへの期待をますます膨らませてくれます。

ニューヨークマガジンにも取り上げられたというこのサンドイッチは、まず見た目からして圧巻。

それではいただきます。

アッツアツのひき肉と玉ねぎ、チェダーチーズがこれでもかというほどにとろけ、熱々の鉄板の上で生まれた絶妙な香ばしさが焼きたてのパンに染み渡る。一口噛めば、肉の旨味と玉ねぎの甘み、レタスの食感、そしてチーズのコクが口の中で絶妙なハーモニーを奏でる・・・うんまっ!!!

宮本氏がNYで学んだレシピの真髄を、この「Chopped Cheese Sandwich」はしっかりと体現しています。ハーレム地区の有名店で培われた技と味が再現されているのだから、まさに食のアメリカンドリームや。

そしてもう一品「B-Side Chicken Over Rice」。レタスやトマトがのったライスにチキン、その上からヨーグルトベースのホワイトソースと自家製チリソースをこれでもかというほどたっぷりかけ、最後にひよこ豆から作られたファラフェルをのせてできあがり(ベジタリアンメニューとして試作中)。

一口食べれば・・・言うまでもなく言葉を失うほどの絶品よ。ヨーグルトのほんのりとした酸味とチリソースのピリッとした刺激が、鶏肉のジューシーな味わいを引き立てて止まない。本日2回目の、、、うんまっ!!

そして、目を引くのが壁際に並ぶアイテムたち。そこには、宮本氏がアメリカを横断して集めたという、南米からの珍しい雑貨やスナック菓子がディスプレイされています。色とりどりの包装がストリートカルチャー漂う店内の雰囲気を一層深めている。

お客さんの中には、サンドイッチを楽しんだ後で、これらのアイテムを手に取り会話が弾む姿も。Dapsは、食文化だけでなく、アメリカローカルの生活感まで体感できる場所と言えるでしょう。

宮本氏がNYで学び、吉祥寺で開いた「The Daps Famous Hood Joint」。それは食を通してアメリカの文化と触れ合える、まさに異国情緒あふれる宝箱のような存在。吉祥寺にいながらにして、アメリカのあらゆる角度からの魅力を体験できる。それが、ここDapsの提供する、唯一無二の旅。

店舗概要

店名 The Daps Famous Hood Joint
営業時間 11:00〜22:00
定休日 月曜日
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-20-3
地図
Instagram @thedaps125
禁煙・喫煙 完全禁煙