「吉祥寺イルミネーション2023」点灯式、窪塚洋介氏が映画「火の鳥」公開記念で駆けつけ

吉祥寺の夜空を彩る幻想的な「吉祥寺イルミネーション2023」が、11月3日(木)に華やかな点灯式と共に幕を開けました。吉祥寺駅北口駅前広場に、森をイメージしたイルミネーション「KICHIJOJI FOREST」が出現し、真ん中に高さ6メートルにも及ぶ巨大円錐形ツリーが登場。

STUDIO4℃の田中栄子社長と俳優の窪塚洋介氏が登場

式典は、藤村女子中学・高等学校児童文化部の清らかなハンドベルの演奏で会場に集まった人々の心を和ませました。

続いて、松下市長が登壇し、イルミネーションの点灯を祝う温かい挨拶を述べ、「冬の訪れと共に街の明るい未来を象徴する光を吉祥寺に灯し、心をひとつに点灯することを楽しみにしています」とコメント。

そして特別ゲストとして、アニメ映画「火の鳥 エデンの花」の公開を記念し、STUDIO4℃の田中栄子社長と俳優の窪塚洋介氏が登場。映画は、漫画界の巨匠・手塚治虫の不朽の名作「火の鳥」の「望郷編」を初めて長編アニメ化した作品で、吉祥寺オデヲンでも上映。田中社長と窪塚氏は、映画の深いメッセージとその魅力を熱く語りました。

窪塚氏は、時間になる前に点灯ボタンを押す素振りをするなど笑いもあり、会場を沸かせました。

そして18時ちょうど、田中社長、窪塚氏、松下市長の手により、カウントダウンの後、イルミネーションが点灯。一斉に輝きを放ち始めた光の海は、吉祥寺駅前を幻想的な景色で包み込みます。

松下市長はイルミネーションの点灯に続き、「大吉祥抽選会での火の鳥コラボや、吉祥寺エクセルホテル東急での火の鳥キャラクタールームの設置など、吉祥寺全体でこの作品を盛り上げていきたい」と意気込みます。

最後、吉祥寺トランペットオールスターズによる華麗な演奏により、点灯式のフィナーレを飾りました。

イルミネーションは、2024年1月8日まで毎日点灯します。

駅前が美しく輝き、賑わった広場を横目に、はな子が少し微笑んでいるようにも見えました。

参考:映画『火の鳥エデンの花』公式サイト