仄暗い廊下の先に…三鷹の隠れ家カフェ「319」アンティークな別世界でモーニング

三鷹駅南口の雑居ビルの一角、秘密の隠れ家カフェ「319」。地下には東急ストア、1階にはダイソー、2階にはバーミヤンが入る三鷹センタービル。

3階へと足を進めると、レトロ感満載なマンションが待ち受けており、一直線に長く仄暗い廊下が伸びる。さすがに不安が襲いかかってくる…

別世界の扉が開かれる。

しかしここまで来たので引き返すわけには行かない!

意を決して足を進めるとほどなく見えてくるのが、「319」号室。部屋一室をカフェとして改装し営業しているのです。ホントに昭和なマンションの扉をそのまま使用。子供の頃、友達の家に行ったときに見たやつ!

扉を開け足を踏み入れると、、、

まるで時代を逆行するような感覚に陥る。ここは、ひときわ独特な雰囲気を持つカフェ。

時を超えたブロカントな空間が広がっていました。部屋全体がセンスあるヴィンテージ家具で埋め尽くされ、レトロなテーブルがひっそりと並んでる。長テーブルの上には、建築やアートの写真集が美しく並べられ、まるで美術館のような静謐さ。

そしてその静けさを彩るのは、レトロなスピーカーから流れるシャンソンの優雅なメロディ。

ガラステーブルのある窓際は、外の優しい光が差し込み、映えスポットのひとつでしょう。どこを切り取って絵になる。

贅沢ワンプレートモーニング

人気はフレンチトーストのモーニングセット。1800円(税込)とちょっと高級です。

オーダーから12〜13分ほどで提供いただいたのがこちら。

無国籍とはいえ、ここはパリなのでは?という錯覚に陥るほど、異国の没入感がすごい。

ボリューミーなフレンチトースト、その横にはベーコンエッグとソーセージ、そして新鮮なサラダが添えられ、ワンプレートにまとまってる。

ではいただきます・・・

ふわふわのフレンチトーストは、外側はカリッと焼き上げられており、中はもっちり。ほのかに香るバターとシロップの甘さが見事にマッチ。焼き加減の絶妙さよ。

フレンチトーストの甘さ、ソーセージやベーコンエッグの塩加減がバランス良く組み合わさる〜。口に運ぶときの喜び、味わうときの幸福感。それら全てがこの一皿に詰まっていました。

そして香り高く淹れられたコーヒーは、複雑でありながらも心地良く、しっかりとした深みと甘みがあり、一口飲むとその豊かさが口いっぱいに広がる。フレンチトーストの最高のパートナーでした。

ただ食事を楽しむだけではなく、時間を忘れ、自分だけの世界に浸ることができるこの空間。一度「319」の扉を開けてみて。きっとあなたの日常に新たなスパイスを加えてくれることでしょう!

店舗概要

店名 319
営業時間 営業時間はインスタを確認
定休日 月曜日
TEL
住所 東京都三鷹市下連雀3-28-23 3F
地図
Instagram @plus__319
禁煙・喫煙 完全禁煙