JR中央線、都内32駅の家賃相場が安い駅ランキングTOP15!高そうな吉祥寺は何位?

株式会社リクルートが運営するニュースサイト『SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)』が、東京駅から日本最大級の繁華街・新宿を経て、住みたい街ランキングで人気の高い駅の数々を経由していくJR中央線の沿線にある、東京都内32駅の家賃相場を調査。

ワンルーム・1K・1DKの物件を対象に、狙い目の駅やエリア、その特徴を発表しました。

以下、スーモジャーナルのプレスリリースより。

JR中央線、都内32駅の家賃相場が安い駅ランキング

発表されたランキングはこちら。

ランキング1位の高尾駅、2位の西八王子駅は八王子市。さらに同じ八王子市のターミナル駅である八王子駅が6位に入るなど八王子市が上位にランクインしているのが今回のランキングの特徴のひとつ。

八王子市は高尾山などがあり自然が豊かな地域ですが、実は製造業も盛んです。また、大学や大手企業の研究機関も多く、八王子駅前には都の産業振興やインバウンド振興策の一環であるMICE(※)を目的とした東京都立多摩産業交流センターが2022年10月に開業予定。

国際会議・学会など世界から人が集まる国際的な都市としての飛躍が期待されています。

※MICEとは、Meeting(会議やセミナー)、Incentive travel(研修・報奨・招待旅行)、Convention(国際会議・学会)、Exhibition または Event(展示会・イベント)の総称。国際的な会議やイベントを観光と絡めて招致し、周辺の産業を活性化していく取り組み

4位の豊田駅は交通利便性も買い物利便性も高い街!

3位の日野駅、4位の豊田駅は共に中央特快の停車駅で、所在地は日野市。多摩川などの河川や湧水といった水辺や自然環境に恵まれた日野市は、「水都日野」を掲げ、それらを生かした街づくりを目指しています。

また、日野市は土方歳三や井上源三郎など著名な新選組隊士の出身地であり、彼らが剣術を学んだのも、日野駅のすぐ近く。その縁で、「新選組のふるさと」としても知られています。

さらに4位の豊田駅は、東京方面への始発になる列車も運行されており、通勤や通学時に座って利用できるのが利点。駅周辺は飲食店なども多く、大型の商業施設があるので、日常生活の利便性も高い街といえそうです。

住み続けたい自治体トップ武蔵野市の駅が2駅ランクイン!

2021年10月に発表された、実際に住んでいる人に聞いた「SUUMO 2021年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング関東版」によると、住み続けたい自治体のトップは武蔵野市でした。

SUUMO 2021年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング関東版

その武蔵野市にある駅は、11位に武蔵境駅、15位に吉祥寺駅がランクインしています。北口は武蔵野市で南口は三鷹市の三鷹駅も12位にランクイン。

武蔵野市は、全域が市街化区域に区分されている一方で、吉祥寺を中心に文化や商業が集積しています。成蹊大学や武蔵野美術大学吉祥寺校など大学が多いほか、センスの良い作品ラインアップで人気の吉祥寺シアターなどの劇場もあります。また、武蔵野八幡宮などの寺社や歴史的建造物も数多いのも特徴です。

11位の武蔵境駅はJR青梅線に乗り入れしており、西武多摩川線も利用できます。沿線の大学に通う学生に向けた物件も多いため学生街の面も持ちます。駅直結の商業施設や、駅前には大型スーパーがあり、駅北口にはチェーン系飲食店も充実した商店街もあるので、日常の買い物には非常に便利です。

JR中央線はビジネス街や繁華街、少し“個性的な”街などを経由するため、個性的なイメージもあります。

しかし都内であっても、自然豊かでのんびりした街も沿線上に数多く存在します。刺激的な生活と穏やかな日常を両立できる、素敵な部屋を見つけるにはぴったりの路線といえそうです。