2020年6月にオープンした「Hidamari(ヒダマリ)」。陽だまりのような暖かい気持ちになれるワインバー寄りのビストロ。
以前より伺いたいと思っていたのですが、ディナーメインだったりしてなかなかタイミングが合わず、今さらになって伺ってきたのですが・・・
自分だけの隠れ家ビストロ
今まで伺わなかったのをひどく後悔しました。誰にも教えたくない。自分だけの行きつけにしたいお店です。
場所はカヤシマと同じ雑居ビルの3階。カヤシマの入口の隣にある階段を昇ります。2階にはMOMO curryが。
小さな扉をあけると・・・
外観からは想像できないほど、整った小さなビストロ空間が広がっています。宣言中は、1日3組限定(1組1名~4名まで)。今回、僕も1組として利用させていただいたので、貸し切りです!
店名の「Hidamari(ヒダマリ)」は、“陽だまりのような暖かい気持ちになれるお店を目指す“ことからつけたそう。
店内は木を基調とし、ぬくもりがある落ち着く空間に仕上がっており、空間作りからそのコンセプトが一貫していることが感じ取れます。
同店を1人で切り盛りするのは、村上氏。今まで大手のファミレスチェーンや、有名レストラン、新宿のビストロなどを渡り歩き、昨年、晴れて独立したという面白いご経歴の持ち主。
村上氏は非常に気さくで、かなり話しやすいです。ものの5分で打ち解けました(笑)常連さんは、村上さんの人柄に惚れ込んで通っている人も多いのでは?
コースメニュー
宣言中、用意されたコースは1コースのみ。選択肢を絞ることで、料理のクオリティをあげた上で貸し切り営業を実現しています。(※宣言解除後、基本的には夜のみ営業でアラカルトになります。お昼は、予約限定のみで今回のようなコースのみでやる 。。かも?)
本日のコース 3500円(3850円税込)内容はこちら▼
苦手なものとか、アレルギーなどがあれば事前の予約時に伝えましょう!僕も苦手なものをお伝えして、少しメニューを変更していただきました。
贅沢一人の貸し切り
まずはじゃが芋の冷製ポタージュ。
じゃがいものクリアな味わいを引き出し、生クリームにより爽やかに仕上がってる。さっぱりと軽い風味で、あっという間に飲み干してしまいます。
次にロースハムのムースと自家製パン。
ロースハムを生クリームなどとともにペースト状に調理したものですが、、、
・・・これは止まらないやつ。
クラッカーに乗せてワインのおつまみにもなるだろし、塩加減がいい塩梅でぺろり。ワインが飲みたいところですが、アランミリア ソーヴィニヨンブランの葡萄ジュース片手に、自家製パンとの相性が抜群です。ジュースのチョイスもソムリエ資格を持ってるだけあって、センスが研ぎ澄まされてる。
こちらは季節野菜のテリーヌ 自家製マヨネーズ。
季節の野菜を、にんじん、タマネギの出汁で作ったゼリーで固めたテリーヌと、マスタード、はちみつ、チーズなどを混ぜた自家製マヨネーズと一緒にどうぞ。
トウモロコシとアスパラとベーコンのキッシュ。
ふんわりしっとりとした食感が特徴的。ふりかけられたチーズと、ベーコンの塩気がアクセント。キッシュの食感がなめらかで上品な仕上がり。味はしっかりしてるけど、優しいお味。
そして待ってました!!!選べるメインは、ビストロ料理の定番・牛ホホ肉の赤ワイン煮込みをチョイス!!
仕込みに4日間、そして5時間煮込んだという牛ホホ肉。
見るからに柔らかそう・・・
力を入れなくてもナイフがスッと入っていく。一口いただけばもはやHidamariの虜でしょう。ホントに柔らかく、“口の中でとろける”とは正にこのこと!!コクと旨みを逃さず、柔らかくジューシーなお肉とカブのローストで食べごたえも充分です。
デザートは、特別にバスクチーズケーキとショコラテリーヌをそれぞれいただきました。
とくにバスクチーズケーキは、しっとり濃厚な味わいにプラス、コクとチーズ感、とろけるようななめらかな食感がたまりません。
最後は、紅茶(もしくはコーヒー)を一杯。最後まで楽しませてくれます。これほどのクオリティを実現しながらも貸し切りでいただけるし、言うことありません。
宣言解除後は、予約なしでも気軽に通えるビストロになります。(※お昼は、予約限定のみで今回のようなコースのみでやる 。。かも?)
ホント気に入ってしまった。僕のとっておきの店リストに追加されました!
店名 | Hidamari(ヒダマリ) |
営業時間 | 12:00〜20:00(L.O 18:00) ※宣言中 (2日前までに要予約) |
定休日 | 月曜日 ※その他不定休あり(宣言中) |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-9 富澤ビル3F |
地図 | |
予約 | 予約はインスタのDMより |
hidamari_kichijoji |