三鷹の喫茶「珈琲 松井商店」名物メニューと【太宰治ゆかりある理由とは】

こんにちは!吉ファンライターのShizukaです。

文豪・太宰治が晩年過ごした三鷹の街には、文芸サロンや旧下宿など太宰の作品&足跡を辿る名所が立ち並びます。

今回ご紹介するのは、太宰と深い縁がある喫茶「珈琲 松井商店」

ぜひこんな方におすすめしたい、ノスタルジックな喫茶店ですꈍ◡ꈍ

魅力が伝わると幸いです♪

魅力①ステンドグラスが彩る幻想喫茶

今回ご紹介する「松井商店」(三鷹市下連雀)は三鷹駅南口から徒歩18分の住宅街にあります。

※バスで向かうこともできます!

建物1Fに着くと、お店のある2Fから階下まで自家焙煎珈琲の芳ばしい香りが立ち込めます!

階段を昇った先には、レトロな調度品が飾られた屋根裏風のお店が広がっていました!

ステンドグラスの照明やポップな色の土産品など、趣向ある数々が目に飛び込みます。

カウンター越しにスタッフさんとお話しする常連さん、ご年配や若いカップルの方々など、

幅広い世代の方が寛ろいでいらっしゃいました♪

魅力②芳ばしい自家焙煎コーヒーが味わえる

 

案内を受けたのは窓際のカウンター席。着席すると…

目の前には自家焙煎珈琲の機械がありました!!

ちょうど焙煎中で、新鮮な珈琲豆を削る音と香りに包み込まれます。なんて心地よいのでしょうか。。

テイクアウトのDazai COFFEE(左、右)、特選ブレンド(中央)

コーヒーは酸味のある浅煎りからビターな深煎りまで種類は豊富。

太宰の名がつく深煎り「Dazai COFFEE」なるものも!!

2014年にオープンした松井商店、前身のたばこ屋さんに太宰が通っていたんだとか!

店主さんの自宅に下宿されたこともあるそうで、さまざま縁があり、オリジナルコーヒーの開発に至ったそうです。

訪れたら試してみたい、ノスタルジックなコーヒーです(*´∀`*)

【実食レポ】人気の黒カレー&レアチーズケーキのお味は?

コーヒー、ほか飲み物、軽食、デザートのメニュー

コーヒーのメニュー

メニューはコーヒーほか、軽食、ケーキありました!

軽食は「黒ビーフカレー(コーヒーor紅茶つき)」ケーキは「レアチーズケーキ」が人気とのこと。

どちらも気になり頼んでみました!

コーヒーは「本日のコーヒー」3種類から選ぶことができ、「DAZAI COFFEE」があったので迷わず選択!!

黒ビーフカレー1,000円※サラダは+50円 全税込

10分ほどで、カレーが到着!とろみがかった正統派な黒カレーに煮卵がトッピングされています。

早速、ひと口。

凝縮されたスパイスの旨みが一気に口に広がります!!

ルーの中にはビーフが隠れ、筋がなくとろり柔らかさを極めています!

辛さは控えめで食べやすくご飯が進みました。

ハンドドリップの深煎り「DAZAI COFFEE」はビターな香りにほんのり甘さがあり、ほっとするお味!

カレーを食べ終え、残りのコーヒーと合わせてチーズケーキをいただきます。

レアチーズケーキ (税込450円)

ふわふわでムースのような滑らかな口溶けです!!

気泡が一切なく、濃密なレアチーズが舌の上に広がっていきます。

土台のクッキー生地もざらつきが一切なく、食感も味も大満足!!

ていねいに作られた食事、静かな店内でゆったり味わえました。

魅力③太宰にまつわる雑誌、限定グッズが豊富

太宰をイメージしたイラスト付きグッズ

太宰をイメージしたイラストシール

レジ横には、太宰をイメージしたイラスト付きの珈琲豆缶や雑貨類がありました!!

店内には太宰が三鷹で暮らした際のエピソードが記された雑誌、書籍があり、自由に読むことができます。

太宰特集の雑誌(2008年発行)

オレンジ色は店主さんのご自宅に下宿した際のエピソードなんだとか!!

遠方から太宰ファンの方がいらっしゃることもあるそうで、

「遠くから来てくれること、太宰ファンでなくても立ち寄ってくれることがうれしい」と店主さん。

店内で読める関連書籍等、ていねいに案内してくださいます(*´꒳`*)

まとめ:文学に親しめる名喫茶

太宰の足跡がわかる地図

文化が色づく空間で、くつろぎの時間が過ごせました。

「太宰治の作品、読みたい!」ときっと訪れた後は文学に親しみたくなるはずです。

ぜひランチやコーヒーブレイクに訪れてみてください♪

店名珈琲 松井商店
営業時間11:00~18:00(LO17:30)
定休日水、木、日曜
電話番号0422-47-2303
住所〒181-0013
東京都三鷹市下連雀2-16-10-2F
地図
Instagram@matsui_shoten