香水の初心者セミナー「フレグランスのABC」開催！歴史からひも解く選び方や使い方

フレグランス（香水）に興味があるけれど、どうやって選べばよいのかわからない。買ったは良いけどどうやって使えばよいのかわからない。

フレグランスって、使ってみたいけど作法とか選び方とか、正直わからないことが多くて手を出せないという方が多いと思います。

そこで吉祥寺で25年以上、フレグランスの輸入・卸売販売をビジネスとしている株式会社フォルテ（以下、フォルテ）の代表・吉岡康子氏が、「フレグランスのABC」と題してセミナーを開催します。（セミナーの開催概要は記事の最後にてご紹介します！）

こんな人にオススメ▼

• フレグランス（香水）の選び方、使い方を知りたい方
• フレグランスの歴史や香りの種類について知りたい方
• フレグランス（香水）を存分に比較してみたい方

一足先にセミナーを体験してきたのでレポ！今まで全くフレグランスに興味なかったのですが…

フォルテとは？

1995年、フォルテは吉祥寺でフレグランスの輸入・卸販売のビジネスを開始しました。

「よい香りは瞬時に人の心を引き立たせ、なごませ、幸せな気分にしてくれます。ヨーロッパの香りにはヨーロッパの良さが、日本人の香りには日本の良さがあり、それぞれの特性をお客様にわかりやすくご紹介することが、フォルテの使命です。」と話す吉岡氏。

フォルテは、主としてヨーロッパのフレグランスを導入しています。ただヨーロッパの文化や生活にもとづいた製品の押しつけではなく、日本人の嗜好や生活に合うフレグランスを選び、お客様に提案しています。

日本では、フレグランス（香水）がまだまだ苦手な人が多いのですが、ここ最近、若い世代で再び普及し始めています。そこでフォルテは、少しでも多くの人にフレグランスについて興味を持ってもらうため、セミナーを開催するに至ったそう。

歴史背景から使い方まで

フレグランス（香水）は、人と人の直接のふれあいの中で、目に見えない香りの力が瞬間的にあなたのイメージを伝える、洗練されたコミュニケーションの手段です。

日本では後回しにされがちな”におい（香り）”ですが、これを感じる「嗅覚」は人間にとって重要な五感のひとつ。

何かを食べるとき、においをかいで瞬時に食べてよいか判断しますよね？つまりにおい（香り）は危険を察知したり、良い香りは理性ではコントロールしきれない感情を呼び起こす力があり、心身に様々な影響を及ぼします。

セミナーでは、そんなフレグランスの種類や、香りのタイプに始まり、タイプごとの効果や特徴、そして歴史、そしてどこにどうつけるか実践、フォルテが扱う各フレグランスにまつわるストーリーを学びます。

セミナーの中で一つ興味深かったのが、アンバーグリス。

マッコウクジラの腸内にできる病的な結石をアンバーグリスと言うのですが、この結石が香料の一種でして。熟成するにつれて、甘い、土の香りを獲得します。これがまた非常に貴重で億単位で売買されるそう。（現在、捕鯨は禁止されていることから、合成香料の「アンブレイン」が使われる。）

こういった豆知識をところどころに交えて教えていただけるので、いつしか吉岡氏の話にのめり込んでいました。

そして下の写真は「ランセ ル・ヴァンカー」というフレグランス。「征服者」という意味を持ちます。

察しの良い人はお気づきかもしれませんが、ナポレオンⅠ世に捧げられた香水です。ナポレオンは香水好きで、ボトルはナポレオンがエジプト遠征から持ち帰ったオベリスクにちなんだデザインだそう。

こんなストーリーを聴いてしまうと、興味持たないわけがないでしょう！

フレグランスはフランスなどの職人が丁寧に一種の芸術です。フレグランス一つ一つには深いストーリーが隠れています。

歴史から紐解いてもらうことで、フレグランスの世界について全く知らない僕でも、もっと知りたいと思わされました。

ぜひとも普段は触れる機会が少ないフレグランスの世界について、セミナーで学んでみてください！！

セミナー概要

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