井の頭池の西端に「お茶の水」と呼ばれる泉があるのをご存知でしょうか?ここは徳川家康が好んでお茶の水として使っていたという伝説があります。
「井ノ頭」と命名したのも徳川家将軍
「お茶の水」という名前は、「家康が自らの手で水を汲み、『関東随一の名水だ』と褒めてお茶を入れるのに使った」という記録が残っていることに由来するようです。
まぁそれは伝説に過ぎないのですが、幕府を開いた後、江戸の人々の飲み水を確保するため、大工事を行って神田川をつくったので、かなり信ぴょう性の高い記録です。
現在も水は湧き出ており、かなーり綺麗な水です。
また、井ノ頭という地名も、徳川家光が池の畔のコブシに小柄で「井之頭」と彫りつけたのが由来と言われています。
[参考文献:井の頭公園検定実行委員会(2012)「いのけん」ぶんしん出版]