一般財団法人武蔵野市開発公社(以下、武蔵野市開発公社)は、「駅圏店舗状況調査」を実施し、中央線快速・中央総武線停車の「東京駅 ~ 立川駅」各27駅周辺の主要チェーン店有無を調査しました。
本記事ではその調査結果をいただき、各駅のチェーン店充実度をランキング化!吉祥寺は何位なのか…?
■調査目的
駅周辺のチェーン店の出店状況を比較し、駅圏の特性を探る。
■調査日時
2021年11月1日(月)
■調査対象
中央線快速及び中央・総武線各駅停車の27駅「東京駅 ~ 立川駅」
■調査範囲
駅中心に半径約400m(徒歩5分)圏内に店舗があるチェーン店
※道路構造により実際の所要時間とは異なる
※半径約400mはGoogle Mapから目視で抽出
※チェーン店:東京都内で2店舗以上を展開する店舗と定義
■調査
一般財団法人武蔵野市開発公社
カテゴリー別
まずはカテゴリー別に見ていきましょう。全部で8カテゴリーに分かれており、どの駅にどのチェーン店が点在するのか一目瞭然です。
※以下、武蔵野市開発公社の調査結果をもとに、可視化のため吉ファンにて画像を作成。
スーパーマーケット
コンビニ(※駅専門店は除く)
ドラッグストア
牛丼屋
ハンバーガー
カレー
ラーメン
大型商業施設・百貨店
総合ランキング
以上を集計すると、各駅のチェーン店の合計は以下のとおりに。吉祥寺はというと・・・
1位 新宿、2位 吉祥寺、3位 立川、4位 中野、5位 荻窪 という結果になりました。
まとめ
集計の結果、中央線平均チェーン店出店数は15店舗(中央値14)。吉祥寺は新宿の32店舗に次ぐ出店数の29店舗となりました。ランキングとすると充実度は2位という納得の結果に。他の街に比べ倍程度のチェーン店があるという結果となりました。
もちろんチェーン店が多いからと言って良い街であると断定はできませんが、同業他社が集まることは、より良いサービスの提供に繋がる可能性が高いことから、利便性の高い街であることは疑いの余地がないでしょう。
武蔵野市開発公社は、「この調査を通じて、吉祥寺は、『個店独自の商材が特徴的な街』というイメージに加え、チェーン店のある利便性がもたらす、『そこそこ質の良い商材が多く集まる街』という街の個性にも気づかされました。賃料の関係からチェーン店の多くが駅に近いエリアにあり、個店が賃料の安い周辺エリアに広がる今の吉祥寺は、目的来街と+αを高い質で満たすことの出来る街であるといえるのではないだろうか。」との見解を示しています。
目まぐるしく変化するこの街が、チェーン店と個店の新しい共存のカタチにより、ますます多くの人にとって魅力的な街になることを願います!