フリーデザイン、北欧のカゴと工芸品フェアを開催

2022年7月29日(金)〜8月21日(日)の期間中、フリーデザイン吉祥寺店では「北欧のカゴと工芸品フェア」を開催しています。

国土の多くを豊かな自然で占められた北欧の国々。広大な森には、白樺や松(パイン)などが生い茂り、人々は長い冬の手仕事として、それらの樹皮でカゴを編んだり、木彫りの工芸品をつくるなどの文化を育んできました。

北欧特有の素材感とデザインが魅力のカゴや工芸品ですが、最近は北欧でもつくり手が少なくなり、手仕事のものになかなか出会えなくなってきています。

今回のフェアでは、フィンランドやスウェーデン、デンマーク、バルト三国から、希少な手づくりのカゴや工芸品を約500点集め、展示・販売いたします。日々活用でき、経年変化などを楽しみながら長く使い続けることができる逸品ばかり。素材などによる個体差もお手に取ってご覧いただけますので、ぜひこの機会にご来店ください。

北欧の森が育んだ様々なカゴが並びます

白樺、パイン、ウィローなど種類はさまざま。

小物を収納できる小さなものから、ブランケットを丸ごと収納できる大きなものまで、サイズも形もたくさん集めました。 編み目が美しい北欧のカゴは、収納道具としてはもちろんのこと、インテリアのアクセントとしても活躍してくれます。使い込むほどに色合いが変わっていく様子も自然素材ならではの楽しみ方です。北欧の家庭では、そんな「カゴ」を何十年と受け継いでいくのだとか。使うほどに暮らしになじみ、愛着が湧くカゴをインテリアに取り入れてみるのはいかがでしょうか。

【白樺のカゴ】

白樺の樹皮で編まれたカゴ。北欧らしい木肌が美しく人気の素材。軽くて丈夫なので持ち運びにも便利です。油分が多いため弾力性があり、湿気にも強く滑らか。初めはうす茶色や茶色ですが、使うほどに飴色に変化していきます。

【パイン(松)のカゴ】

パイン材の樹皮で編まれたカゴ。北欧のパイン材は、冬には-30℃にもなる厳しい寒さの中で育つため、他国のものと比べ年輪が細かく美しいのが特徴です。油分が多いため、割れにくく湿気にも強いという特徴があります。ピンクがかった白っぽい木肌ですが使っていくほどに飴色になり風合いが増していきます。

【ウィロー(柳)のカゴ】

ウィロー(柳)の枝の皮で編まれたカゴ。細くしなやかで、複雑なかたちや編目にも対応できるのが魅力。通気性に富み、軽くて丈夫です。柳の枝をそのまま編んだ「柳」と、煮て干すことによって飴色に自然変色した「煮柳」など、加工方法によって風合いが異なります。どれも年月とともに深い色合いに変化し高級感を増していきます。

開催概要

■開催期間 2022年7月29日(金)~8月21日(日)
■会  場 freedesign 実店舗(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F)
■営業時間 11:00-19:00 無休