究極ミルクが主役!吉祥寺の新カフェ「Shiroノmono」珈琲でもミルクでもない驚きのまろやかさ

2025年12月20日(土)、吉祥寺に “ミルクを主役にした新ジャンルカフェ”「Shiroノmono(シロノモノ)」が、NAKAMICHI GARDENの1階にオープンしました。

これまでコーヒーや紅茶が中心だったカフェの世界に、“ミルクを味わう”という第三の選択肢を提案。“カフェなのに背伸びしない心地よさ”をテーマに、ミルク本来の美味しさを存分に感じられる場を提供します。

早速飲んできたのでレポ!

変更履歴

2025年12月24日更新:ドリンクのレポを追記

コーヒーでもミルクでもない新しい味わいの専門店

同店はミルク本来の自然な甘さと質感を活かしたメニューを展開。看板メニューの“しろぶりゅー(コーヒー豆を低温の牛乳でじっくり抽出して作る飲み物)”は、「カフェラテでは感じきれないミルクの美味しさ」を追求した、まさにミルクが主役の一杯です。

全商品、2種類のミルク(シルキーミルクorクリーミーミルク)からお好みの味を選択できます。

  • シルキーミルク:絹のような滑らかな口当たりと爽やかな甘さが特徴
  • クリーミーミルク:クリームのようなとろっとした口当たりと濃い甘さが特徴

自然物である牛乳は、牛の健康状態や飼育方法、飼育環境や地域、乳の殺菌方法や加工方法など、様々な要素で味が変わります。そして、その背景には酪農家さんをはじめとした関わる人全ての想いがあります。しかし、牛乳の多様性を意識する機会は他の飲料に比べても少なく、飲まれるシーンも限られています。

Shiroノmonoは、当たり前過ぎてその価値に気づくことが少ない「白物(シロモノ)=牛乳」に対する価値観を変える“きっかけ”となる場を目指します。

お店に到着してまず驚くのが、洗練された佇まい。 外観は、まるでミルクのピュアさを象徴するかのような、一点の曇りもない「白」を基調としたデザイン。

ガラス張りの大きな窓からは店内の柔らかな光が漏れ、住宅街の景色にすっと馴染みながらも、どこか凛とした存在感を放ちます。

メニュー

  • しろぶりゅー(シルキーミルク 税込700円 / クリーミーミルク 税込800円)
  • 紅茶ラテ(シルキーミルク 税込700円 / クリーミーミルク 税込800円) 
  • 抹茶ラテ(シルキーミルク 税込700円 / クリーミーミルク 税込800円) 
  • ミルク(シルキーミルク 税込400円 / クリーミーミルク 税込500円)
  • その他(黒糖シリーズ / キッズミルク / フードメニューも登場予定です)

コーヒーでもミルクでもない独特のまろやかさ

しろぶりゅー(シルキーミルク)を一杯飲んでみたけどまさに新感覚。

コーヒーでもミルクでもない独特のまろやかさに驚く。砂糖不使用なのに、フルーティーな豆の風味が溶け込み、自然な甘みが口いっぱいに広がる。ミルクのコクとコーヒーの軽やかさが絶妙に調和し、後味はすっきり爽やか。飲み進めるほどにクセになる、不思議な魅力のあるドリンクでした。

そして、ミルクの繊細な個性を一番感じられそうな「紅茶ラテ(シルキーミルク)」。

運ばれてきたカップを手に取ると、限りなく白に近い可愛らしい茶色。一口、慎重に含んでみると・・・

これは…「飲み物」というより「体験」ですわ。

唇に触れる瞬間の「ふわっ、とろっ」としたシルキーな感触に驚く。一般的なラテは、紅茶の渋みの後ろにミルクがいる感覚ですが、これは逆。主役は圧倒的に「ミルク」。雑味が一切なく、透き通ったようなミルクの甘みが舌の上で転がった瞬間、後から紅茶の華やかな香りが追いかけてくる。

喉を通る感覚は絹そのもの。後味に嫌な重さが全く残らず、飲んだ後に「あぁ、良い牛乳をいただいたな…」という多幸感で満たされます。甘味料の甘さではなく、素材そのものが持つ「自然な甘さ」の力強さに、思わずため息が漏れてしまいました。

一杯700円って最初は「少し強気な価格かな?」と思いましたが、一口飲めば分かる。

この質感を出すための抽出技術と、選び抜かれた牛乳の希少性からすると妥当でしょう。

インスタ公式アカウント→ @shiro_nomono

店舗概要

店名 Shiroノmono(シロノモノ)
営業時間 11:00〜20:00
定休日 水曜日
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-26-2
NAKAMICHIGARDEN 1F
地図