
三鷹市新川にある釜めし専門店「えび三」。最寄り駅は三鷹駅よりもむしろ仙川駅に近いのですが、それでも徒歩にするとなんと28分。いわゆる“駅チカ”とはほど遠い立地にありながらも、地元の方々に愛されている理由がよくわかるお店でした。
今回は平日ランチで訪問。詳しくレポートします。
ログハウスのような温もりあふれる店内
同店はオーナー自宅を兼ねたログハウスのお店。外観からして木の温もりが漂い、扉を開けるとさらに柔らかなベージュの木目に包まれた空間が広がります。
靴を脱いで店内へ。大きなテーブルや座敷があり、窓から自然光がたっぷり入るため、田舎の実家や山小屋に来たかのような心地よさ。平日の昼間ということもあり、お客さんは地元の常連さんが中心。地域の人にとっての憩いの場所なのでしょう。
豊富すぎる釜めしメニュー
看板メニューは釜めし。定番から創作系まで常時10種類以上あり。
ランチで今回選んだのは「海鮮五目釜めし」(1,800円税込)。小鉢、お新香、味噌汁、サラダまでついてこのお値段。
静かにゆっくりと流れる山小屋のような雰囲気を味わいながら、じっくり作る釜めしを待ちます。
豪華食材が勢揃い「海鮮五目釜めし」
15分ほど?待って提供いただいたのがこちら!!定食の充実すぎる内容に加え、蓋を開けた瞬間のインパクトよ。
豪華すぎるやん。
釜めしの具材は蟹、海老、鮭ハラス、たらこ、しらす、ホタテ、イクラと、豪華絢爛な海鮮たち。“全部入り”のようなわくわく感。
えーっと、1800円・・・?これぞ住宅街パワーなのか。食べる前からわかる。安すぎる。
これら具材を一つの釜で炊き上げるので、ふわっと立ち上る湯気とともに、出汁の芳醇な香りが広がり、食欲を一気に刺激してきます。
まず目を引くのは立派な蟹の爪。身はぎゅっと詰まっていて、出汁を吸ったご飯と一緒に食べると蟹の旨みが口の中にじんわり広がります。
海老は下処理が丁寧にされており臭みゼロ。噛むたびに“プリッ”と弾ける食感で、シンプルながらも存在感あり。

しらすはほんのり塩気が、他の具材の濃厚さを引き立てる役割に。そして特に印象的だったのがたらこ。プチプチとした食感と塩気がアクセントになり、ご飯がどんどん進みます。
イクラは鮮やかな彩りを添え、口に入れると弾けるような旨みが広がります。大げさでもなく“贅沢すぎる釜めし”でした。
味噌汁、漬物、小鉢もセットなのが嬉しいポイント。この日の小鉢はきんぴらごぼう。甘辛い味付けが釜めしの合間にちょうどよく、食事にリズムを与えてくれます。味噌汁は油揚げ入りで、優しい旨みがほっと心を落ち着けてくれました。
まとめ
「えび三」の釜めしは、一見すると少し贅沢に思える価格帯かもしれませんが、実際に食べてみると圧倒的に価格を凌ぐ満足度。豪華な海鮮がふんだんに使われ、一釜でいろんな魚介の旨みを楽しめるのは唯一無二ですわ。
加えて木の温もりある店内でのんびり過ごせる時間もプライスレス。アクセスは失礼ながら秘境と言いたくなるレベルですが、わざわざ行く価値のある釜めしです。
店舗概要
| 店名 | 釜めし えび三 |
| 営業時間 | 月火金土 11:00〜14:00 L.O.13:00/17:00 – 21:00 日 17:00〜21:00 |
| 定休日 | 水・木 |
| TEL | 0422-46-1754 |
| 住所 | 東京都三鷹市新川4-9-11 |
| 地図 | |
| 禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |



































