吉祥寺に新オープンのパンケーキ専門店「バターアンドミルク」雪のような口溶けぷるシュワ食感

2024年10月23日(水)、井の頭公園近くに「バターアンドミルク」がオープンします。

約6年間、調布市布田で営業していた実力派のパンケーキ店が新たに移転オープン。長年、地元で愛され続けた味とこだわりが吉祥寺で楽しめるということで、早速プレオープンでいただいてきたのでレポ!!

井の頭公園近くの小さなパンケーキ専門店

お店は、七井橋通りの猿田彦珈琲裏。入り口には控えめながらも温かみのある看板がお出迎え。満席の場合はウェイティングリストに名前を記入して待ちましょう。

扉を開けると、目の前に広がるのは木目を基調とした温もりのある空間。小さな店内には2名掛けのテーブルが6つ並び、全体で12席というこじんまりとした造り。壁やテーブルは木目やブラウンに統一され、森の中の小さな隠れ家のような心地よさ。

ちょうどよいサイズ感の店内は、親しい友人とおしゃべりを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

パンケーキが焼き上がるのを楽しみにしながら過ごす時間もまた、このお店の魅力のひとつです。

ちなみに入店時は注意点があるので、あらかじめ読んでおきましょう。

メニュー

メニューを開くと、視界に飛び込んでくるのは、美味しそうなパンケーキたちの写真の数々。定番の「クラシックパンケーキ」から「キャラメルバナナ」、「トリプルチョコレート」、和風の「黒蜜きなこ」に「宇治抹茶」、そして「ベリーベリーパンケーキ」と、どれも美しいビジュアルが印象的。6種類ものレギュラーメニューは、どれも一度は食べてみたくなる魅力的なラインナップ。

オーダーしたのは、目にも鮮やかな「ベリーベリー(パンケーキ)」!!

まるで口の中で雪が溶けるかのような繊細さ。ふわしゅわ食感

オーダーしてから少し時間がかかるということで、なんと一度に最大3人前しか調理できないそう。約20分間じっくりと生地を焼き上げることで、このお店自慢のふわしゅわ食感が生まれるのです。

少し長めの待ち時間ですが、この一手間が特別なパンケーキを作り上げる秘密と聞けば、期待感も膨らんでいきます。

オーダーしてから待つこと20分ほど。ご提供いただいたパンケーキがこちらです。

見た目の華やかさに目を奪われる・・・こんもりとしたふわふわのパンケーキの上に、たっぷりの生クリーム。そして鮮やかなブルーベリーとラズベリーソースが輝き、クリームの白とベリーの赤が見事にコントラストを描いている。

パンケーキの周りにはストロベリー、ラブベリー、ブルーベリーのシロップ漬けが贅沢にこれでもかというほど盛られ、見るからに甘酸っぱそう。さらにお隣には、これまたこだわりのジャージー牛乳(ストロベリーチョコレートも)を使用したソフトクリームが添えられており、なんとも可愛らしくメルヘンな一皿。

ナイフを入れると、パンケーキはまるでスフレのようにプルプルと揺れ、ふんわりとした質感を感じさせます。今にも崩れそうな切った断面をよく見ると、空気をたっぷりと含んだ生地が繊細に層を成している様子がとても美しい。

なんとか崩れないように支えている図

一口目を口に運ぶと、ベリーの爽やかな酸味がふわりと広がり、それを包み込むようにパンケーキの柔らかな甘さが追いかけてくる。そして甘さ控えめでコクのあるクリームは、ミルクの芳醇な香りが際立ち、ベリーの酸味とパンケーキの甘さを絶妙にまとめ上げています。

このパンケーキの生地は、ベーキングパウダーやベーキングソーダといった膨張剤を一切使わず、卵、小麦粉、そして厳選された乳製品を調合し、メレンゲを合わせることでふわふわ感を実現しているのだそう。

いやもうまるで口の中で雪が溶けるかのような繊細さ。さらに、添えられているジャージーソフトクリームを一緒に食べると、また一味違った表情を見せる。後味はすっきりとキレがあり、パンケーキと一緒に食べることで、さらに贅沢なスイーツ体験を楽しめます。酸味、甘み、ミルク感が絶妙に絡み合い、口の中で幸せが広がるような感覚に。

パンケーキ好きにはたまらない一品でした。吉祥寺らしいお店が登場です!

店舗概要

店名 バターアンドミルク
オープン日 2024年10月23日(水)
営業時間 11:00~16:00(L.O.14:30)
※プレオープン中
※グランドオープン後はインスタで確認
定休日 不定休
住所 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-10 F&Wビル1F
地図
Instgaram @butter_and_milk_