井の頭公園駅前にひっそりと佇む「喫茶余白」。2024年2月28日(水)、琥珀糖専門店「シャララ舎」の2階にオープンした喫茶店。
扉が2つあり、右は1階の「シャララ舎」、左が2階の「喫茶余白」の入口。扉を開くとすぐに階段があり、時代を超えた空間へと続いています。
お店を楽しむためのルール
お店の扉には、喫茶の楽しみ方や注意事項の紙が貼られています。まずはそれを一読しましょう。
簡単に要約すると▼
- 静かな空間を楽しむため、喫茶室内でのお話はNG
- 店内での撮影は原則自由、 イラストの接写、スタッフさんや他のお客様の写り込みはNG。またシャッター音など、他のお客様のご迷惑にならない範囲で。
- 動画サイトへの無断アップロード等はNG
- 店内での撮影は個人で楽しむ範囲でOK
- 席の移動は自由。店内を自由に回ってOK
- SNS投稿はOK
- 喫茶室は1〜2名での利用を想定している為、混雑状況によっては3名様以上の利用不可の場合あり。事前に電話でご確認下さい。
- 電源やWiFiの貸し出し無し
- 携帯はマナーモード、通話NG
- 音の出やすい作業(キッチンにいる店主に聞こえるような連続的、頻繁に発生する音)も基本的にはNG
- 居眠りNG(眠くてどうしようもない時は眠気覚ましを用意してくれる)
- 店内は禁煙
など。こういったルールがあるよということを念頭に来店ください。基本的には、1人で自分だけの時間を静かに過ごすための喫茶室です。利用時には協力しましょう!
レトロな空間に半個室で静けさを楽しむ
狭い階段がすでに異空間。昔住んでいたアパートのような、映画館のレイトショーのような。
この先に懐かしいなにかがあると感じさせてくれる雰囲気。一段のぼるごとに何年か前にタイムスリップするかのよう。ゆっくり歩いてのぼります。
のぼりきるとそこには、想像以上にレトロな空間。半個室な空間がつくられ、昔懐かしい勉強机、心地よい灯りを放つランプが並んでいました。店内では静けさが保たれ、ヒーリング系のBGM、時計やメトロノームの音だけが時を刻む。
料金と時間の仕組み
飲み物は一律700円と席料300円という料金システム。また追加注文をした場合、席料が0円になります。
例えば、ドリンク700円+クッキー450円(+席料0円)=1150円
とても良心的でリーズナブルな価格設定。
静けさと琥珀糖とレモンスカッシュ
お気に入りの席を見つけ、字の多いメニューをじっくり吟味してから注文。
注文したのは、赤のレモンスカッシュと生わらび餅。選べるシロップはミックスベリー、グレープフルーツ、そして珈琲シロップ。今回は珈琲シロップをチョイス。
赤のレモンスカッシュは琥珀糖のソーダ水で、グラスの底に3種類の琥珀糖が隠れています。
自家製のレモンシロップが加えられており、かき混ぜながらいただきます。時間が経つにつれ、琥珀糖が徐々に溶け出し、飲み進むごとに変化する甘味を楽しめます。かき混ぜる際の音と、琥珀糖が溶け合うビジュアルが、この上なく贅沢な時間を演出してくれました。
生わらび餅は、シロップには苦味がなく、黒蜜のような味わいにほんのりと珈琲の香りが漂います。とろとろのわらび餅との相性は抜群で、ちょうど良い甘さが口の中に広がります。
総じて、1人だけの時間を静かに過ごしたい人にとっては、隠れたご褒美のような場所。
美味しいお菓子と飲み物を楽しみながら、日常から少し離れた静けさと安らぎを見つけることができます。
予約はメールで受け付けており、当日に行きたい場合は電話で空席の確認が必要です。詳しい予約方法は、インスタの確認をお願いします。
インスタ公式アカウント→ @kissa.yohaku
心を落ち着かせることができる、特別な空間でした。琥珀糖の甘い誘惑と共に、時がゆっくり流れるこの場所で新たな発見を。
店舗概要
店名 | 喫茶 余白 |
営業時間 | 12:00〜22:00(LO21:00) |
定休日 | 木曜日+たまに水曜日 ※最新情報は必ずSNSをご確認ください。 |
TEL | 0422-24-6140 |
住所 | 東京都三鷹市井の頭3-31-4 2階 |
地図 | |
@kissa.yohaku | |
X | @ShalaCoffeeRoom |
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |