今回人間国宝も出演!!
吉祥寺寄席は、吉祥寺の地元の落語会を作ろうと2006年に始まった、落語と共に様々な和の伝統文化を紹介する非営利の会です。吉祥寺の四軒寺の一つの光専寺さんの本堂をお借りして開催しています。
老若男女が集って笑いながら、毎回何か一つ伝統芸能の新しい世界に触れる場所を、吉祥寺に追加したく思っています。
出演者は、実力派の方々です。 和の伝統文化は、今までに、小唄、胡弓、金峯山寺の法螺貝、虚無僧尺八から、文楽、狂言、能など、幅広い分野を実演で紹介してきました。
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第61回吉祥寺寄席「秋深し…太棹三味線の音色と、講談と落語!」
日時: 11月19日(水)19:30-21:30頃
出演:
講談: 宝井 琴調
落語: 古今亭菊正
ゲストコーナー: 鶴澤 津賀寿「太棹三味線」
会場: 光専寺(サンロード突き当たりを左に曲がり数軒目) 吉祥寺本町1-10-21 吉祥寺駅徒歩5分
会費: 1800円 要予約
準備やPRの都合上、できるだけお早めにご予約くださるとありがたいです。 ほっとします。
メール:[email protected] 電話:080-5000-8874
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ご予約の際には、氏名とメールアドレス、連絡の付く電話番号をお知らせください。
貴重な仏様のいらっしゃる、普段は非公開の本堂を貸していただいているので、初回の方のみ、電話を差し上げて、ご予約が完了します。
いただいた情報は、吉祥寺寄席の案内のみに使わせていただきます。
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今回のゲストは、義太夫節三味線、太棹三味線演奏家で、人間国宝の鶴澤津賀寿さんです。
太棹三味線は、太い棹と厚い皮が特徴で、力強く迫力のある音が鳴る三味線です。
義太夫語りの伴奏でよく聴く機会があり、素晴らしい演奏だと思っていましたが、
数年前にSATZという邦楽家のコンサートでの単独の演奏を聴いて、
魂に届くような音色の深さに、改めて一層感動しました。
それ以来、吉祥寺寄席で、その音色をご紹介できないかと願っていましたが、
この度、吉祥寺寄席にご参加の方で、義太夫協会の元会長の奥さまのお力添えにより、津賀寿さんの出演が叶いました。
ぜひとも、皆さまに聴いていただきたい音色と演奏です。
そして、講談の宝井琴調さん、落語の古今亭菊正さんにも出演いただきます。
今回のトリは講談師の宝井琴調さんです。 吉祥寺寄席には3回目のご出演で、一昨年、芸術選奨 文部科学大臣賞を受けられました。
琴調さんの講談は、緩急に富んでおりながらも、柔らかく、すっと胸に入ってきます。講談初心者も引き込まれ、話芸の底力を感じます。
若手枠には,古今亭菊正さんに初出演いただきます。菊正さんは東京大学大学院で哲学を学んだ後、落語家の道に進まれた異色の経歴で、理知的で落ち着いた佇まいの落語家さんです。柔らかな語り口がとても快く、落語の世界をストレートに伝えてくれます。
今後が楽しみな注目の若手落語家さんです。
