吉祥寺の渋谷発「俺流塩らーめん」新メニューのトマト麺&感動の“北の大地”味噌ラーメン

2024年8月、吉祥寺のサンロード内にオープンし、頻繁に行列を作っている渋谷発人気塩ラーメン店「俺流塩らーめん」。

ハマりすぎてまた食べてしまった…俺流塩スープをブレンドした“北の大地”味噌ラーメン。そして吉祥寺店限定のトマト麺を食べてきたよ!

変更履歴

2024年7月8日更新:円山町店のレポを追記
2024年8月1日更新:吉祥寺店のレポを追記
2024年8月29日更新:悪魔的旨さチーズまぜそばレポを追記
2025年1月5日更新:俺流北の大地らーめんレポを追記
2025年3月5日更新:トマト麺レポを追記

旨み、甘みたっぷりのやさしい塩らーめん

同店は、渋谷に総本店を構える渋谷生まれの塩ラーメン店。トッピングは無料で、自由に俺流、私流のラーメンに仕上げることができるのが特徴。看板メニューはやはり「俺流塩ラーメン」。大量のとりガラとゲンコツ、ネギをとろとろの弱火でじっくりと時間をかけて作り上げ、旨み、甘みたっぷりのやさしい塩らーめんです。

街なかにひときわ目を引くオレンジ色の看板。その看板には「俺流塩」と大きく書かれ、食欲をそそる香りが漂ってくる。

店に入ると、元気なスタッフさんたちが明るい笑顔で迎えてくれます。店内はカウンター席とテーブル席がバランスよく配置されており、一人でもグループでも気軽に立ち寄れるお店。

木の温もりを感じさせるインテリアと、清潔感のある明るい照明が居心地の良さを引き立てています。

ちなみに2階にはテーブル席のほか、小上がりもあり、子連れには嬉しい配慮。ベビーソファの「Bumbo」もあり。

メニュー

ラーメンの種類は豊富。

その他、ゆず塩、冷やしとりそば、豚骨なども提供。

白濁の美しいスープ、中細ストレート麺(円山町店レポ)

円山町店では、「俺流熟成塩らーめん」をオーダー。

目の前に運ばれてきたのは、湯気とともに芳醇な香りが漂う「俺流熟成塩らーめん」。まず目に飛び込んでくるのは、その美しいスープの色。まるで絹のような滑らかさを感じさせる白濁のスープが、どんぶりいっぱいに広がってる。

さっそくレンゲで一口すくって飲んでみると、その繊細な味わいに驚く。鶏ガラとゲンコツの深い旨味が口いっぱいに広がり、ネギのほんのりとした甘みが後を引きます。塩ラーメンといえばさっぱりとした味わいを想像しがちですが、このスープは濃厚でありながらも後味がすっきり。何度でも飲みたくなる絶妙なバランス。

中細ストレートの自家製麺(麺のかたさは選択可)は、箸で麺を持ち上げると、スープが絡みつく様子が見て取れ、期待感が高まる。一口すすると、しっかりとしたコシと弾力があり、噛むごとに小麦の風味が広がる。これはうまい!!具材にはシャキシャキとした長ねぎとほうれん草がたっぷりと。

俺流ならではのトッピングがテーブルに用意されているのも嬉しいポイント。岩のり、とろろこんぶ、うめ、ゆずこしょう、俺流ラー油、俺流マーにんにくの6種類が自由に楽しめるため、味の変化を楽しみながら、自分だけのオリジナルラーメンを作り上げることができます。ゆずこしょうを少量加えることで、爽やかな香りと辛みがアクセントとなり、また違った一面を楽しむことができました。

濃厚好きだけどさっぱりしててほしい人には心からオススメできる一杯。

あっさりゆず塩(吉祥寺店レポ)

そしてオープンしたばかりの吉祥寺店では「俺流ゆず塩らーめん」を堪能。

あっさりとした黄金色のクリアなスープとたっぷりのゆずエキスが絶妙なバランス。特にトッピングの水菜のさっぱり感がスープとの相性抜群で、食べ進めるごとにその爽やかさが際立つ。

分厚いのに柔らかいチャーシューは口の中でとろけるようで、半熟卵のとろりとした黄身も一緒に楽しめる。さらに、白髪ねぎがシャキシャキとした食感を加え、全体の味わいを引き締めている。そしてその上に乗ったゆずが、全体の風味を一段と引き立ててくれました。

悪魔的旨さチーズまぜそば(追記)

悪魔的旨さチーズまぜそば」(1,000円)・・・名前に惹かれてついつい食べてしまいました。中目黒店で大ヒットしたという一杯。

トッピングにはチェダーチーズ、チャーシュー、卵黄、水菜、ほうれんそう、クルトン、メンマ、ネギが乗り、異なるチーズダレとの味わいの違いを楽しめます。カルボナーラ風のチーズダレが麺に絡み、それぞれの具材が単体でも十分な美味しさを持っているため、味が重なり合わず、バランスが取れてる。

黄身をくずしてまろやかに。特にクルトンのザクザクとした食感がアクセントとなり、食べ応えが増します。チーズと具材が絶妙に融合し、濃厚でありながらも飽きのこない仕上がりでした。うんまーー!!

北海道牛乳と俺流塩をブレンドしたクリーミー味噌(追記)

真冬に訪問し、オーダーしたのは「俺流北の大地らーめん」(1280円)。

まず目を引くのが、たっぷりの特製チーマージャンを混ぜた赤味噌ベースのスープ。これに俺流塩らーめん自慢の塩スープと北海道牛乳をブレンドしています。

そしてたっぷりのコーンが北海道らしさを演出。具材は他に、もやし、ほうれん草、チャーシュー、メンマ、味玉、そしてバター。

では早速いただきます・・・

うんんまぁーーーー!!!!!

スープは塩スープの出汁と北海道牛乳により、とてもクリーミーでまろやかな仕上がり。一口飲むと、味噌の香りや風味が豊かに広がり、心も体も温まるような感覚ですわ。

味玉は中がとろっとしていて、濃厚な味噌スープにピッタリ。麺は中太ちぢれ麺を使用し、スープとの絡みが抜群。噛むたびに感じる麺の風味や甘味がスープと調和し、旨味が引き立つ。

味噌の濃厚さだけでなく、牛乳や塩スープによるまろやかさがあり、最後まで飽きることなく食べられました。寒い季節には特にぴったりのラーメンです!!!あったまる〜

吉祥寺店限定のトマト麺(追記)

今回は新メニューのトマト麺(1180円)!!!姉妹店の人気メニューであるトマト麺が吉祥寺店限定で販売ってことでいただいてきました。

赤々としたトマトスープが全面に広がり、表面には粉チーズがふんわり盛られ、とろけるチーズの塊があちこちに散りばめられています。トッピングにはミニトマトや長ネギ、ほうれん草、そしてパクチー。

彩りが鮮やかすぎて、イタリアン?と思わんばかりの華やかさ。

まずはスープをひと口。口の中に広がるのは、トマトの甘みと酸味、それをしっかりと受け止めるスープの旨み。さすが“塩らーめん”が原点の店だけあって、トマトだけでは出せない深みがきちんと感じられる。まるでミネストローネのようでもあり、後味はラーメン特有の心地よい塩気がしっかりと残る。何だろう、この“和”と“洋”が絶妙に混ざり合う感覚。

そこへ粉チーズやとろけるチーズがさらに旨みをプラス。スープをすすると、とろけたチーズがスープと一体化して、よりマイルドでクリーミーな口当たりに変化していきます。トマトとチーズはやはり黄金コンビ!!

長ネギのシャキシャキ感とパクチーのエスニックな香りがアクセントを加えてくるので、一口ごとに味のレイヤーが変化していくのも面白い。

麺は中細のストレート麺で、俺流塩らーめんの定番スタイルを踏襲。スープと麺の絡み具合が素晴らしく、持ち上げるたびにとろっとした赤いスープがよく絡む。チーズとトマトの味わいが麺にも乗っかり、スープをしっかり吸い込んだ麺が口の中でハーモニーを奏でる。新種のイタリアンヌードルなのか…?と困惑するほどの新感覚。でも、不思議と最後までちゃんと“ラーメン”であり続けるところに、俺流の経験値と技術がしっかり生きていますね!

お好みでタバスコもどうぞ。あいかわらずスープの完成度が高いので、気がつけば最後の一滴まで飲み干してしまいます。

店舗概要

店名 俺流塩らーめん 吉祥寺店
営業時間 11:00〜23:00
定休日 不定休
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-1
地図
禁煙・喫煙 完全禁煙